蕎麦好きになった理由
先週はお忍びで地元の北海道旭川市へ帰省しておりました。
旭川は北海道で2番目に大きな都市で、令和5年6月時点での人口は約32万人。とはいえ北海道で1番の都市が札幌で196万人弱ですから、札幌の足元にも及びません。でも、ここは私が育った町。いくつになっても帰ってくると何故かホっとさせてくれますから故郷ってありがたい存在。
私は帰省すると必ず立ち寄る飲食店があります。それは16歳の時に働いていた日本蕎麦のお店。私が働いていた時の店主はリタイアしていますが、前の店主から引き継いだ方が今でも毎日蕎麦を打っている。そして、その味は何十年経った今でも変わることはありません。
当時私は中学校を出たばっかりで16歳でしたから毎日朝から晩まで働いても1カ月の給料は9万円台。多分、時給に換算すると1時間300円位だったと思います。それでも新聞配達しかお金をもらう手段が無かった当時の自分にとって、一日働けることは嬉しかったのを覚えています。
忘れもしないのは、ある夜に蕎麦屋の大将が16歳の私をディスコに連れて行ってくれて、そこで女性をナンパしたんです。彼女は19か20歳くらいの美容師見習いで、私は数日後には一人暮らしをしていた彼女の家に転がり込んだ。毎日一緒に酒を飲んで朝まではしゃいでいた時のことを懐かしく思い出します。
そんな思い出が頭をよぎる旭川の蕎麦屋。私が数十年前に働いていたお店がこちらです。みなさんも是非、旭川へ寄った際は美味しいそばを楽しんでください。
まる八そば
北海道旭川市豊岡十三条4丁目5-15
Tel 0166-32-0808
https://tabelog.com/hokkaido/A0104/A010401/1049711/
この日、私がいただいたのは冷たい「かき揚げ蕎麦」間違って大盛りにしてしまったのですが、とんでもなくボリューミーでした。東京の立ち食いソバの3倍以上はありますので注意が必要です。
働いていた当時は、毎日のまかないランチが蕎麦。好きなだけ食べさせてもらった記憶がよみがえります。それ以降、わたしは蕎麦が大好きになった。
忘れられない思い出です。
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