目に見えること、見えないこと
人間の世界では目に見えないモノについては確証がないために信用してもらうことができません。
例えば神様がいる、いないとかは代表的な例。過去にブッダが生きていたこと、イエスキリストが存在したことも、現代の誰かが見たわけではなく、書物による言い伝えによるものです。
目に見えない感情についてはどうでしょう?淋しいとか、嬉しい、痛い、気持ち良いなど・・・本人にとっては確かに心で感じていることですが、他人の目には映らないことです。
しかし、生物的な観点から宇宙というスケールで目に見える「物質」をとらえると面白い事実があります。
それは宇宙の中で原子によって構成されている「目に見える物質」というのは、宇宙全体の4パーセントに過ぎないと言うこと。23パーセントは暗黒物質という目に見えない物質で、他の73パーセントはダークエネルギーと呼ばれる宇宙の大部分を占めているエネルギー帯になります。
信じるか信じないかは別として、地球も宇宙の一部ですから上記の事実に疑いはありません。
地球全体、そしてこの世の中の大自然が構成している大部分はエネルギー帯によって出来ている。目に見える車や信号、机やテーブルなどは物質体のなかでも最下位に位置するもの。それは人間社会も同じことで、逆説的には人間のエネルギーというのは、この世の中の目に見えない物質の中で最上位に位置しているということです。
エネルギーは日本語に言い換えると「気」のことです。空気という何もない空間に「気」を送ることが出来るのは人間も動物も植物も一緒です。あなたが気付かないだけで人間は常に「気」というエネルギーを発信していますし、それは木や花などの植物も一緒。あなたが心を開いてアンテナをその方向へ向ければ受け取ることが出来る。
地球上に飛び交っている無数の「気」を受け取ることが出来るのは、あなた次第。
目に見えないモノしか信じない人にとっては難しいかもしれませんが、宇宙全体の構造は96パーセントが目に見えない物質で構成されているという事実です。
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