Tokyo2020の現状
オリンピックが始まって1週間が過ぎ、東京都内は静かな盛り上がりを見せております。私の住んでいるところから競技場のある豊洲や、選手村のある晴海は車で10分ほど。街の至る所に警察が見張っており、なんだか落ち着きません。
アスリートの方々には全く関係ありませんし、責任もありませんが、やはりオリンピックを開催したことによるコロナへの警戒度は低くなりました。オリンピックの開催により都内の感染者が増えることは誰もがわかっていました。私の予想では、8月4日以降の都内感染者数は5000人以上の修羅場を超えてくるでしょう。
それにしても銀座辺りをウロウロしていると、数は少ないですが、それらしい海外の方が確実に増えたと感じているのは私だけでしょうか?運営マニュアルではオリンピック関係者の外出制限は固く管理されているように触れておりますが、実はそうでもないことが以下のTBSニュースで取り上げられております。
※5:30あたりをご覧ください
今朝のニュースでアスリートが選手村の外出規制を破ったことで出場資格がはく奪されたとの報道がありましたが、恐らく見せしめの為でしょう。先週私が宿泊した浦安のホテルにはアメリカのオリンピック関係者(アスリートではない)が沢山宿泊しており、特に制限なく出入りをしている様子でした。
要するに海外の関係者は自身の良心に基づいて行動をしてもらうしかありません。実際に日本に来日した関係者一人一人の行動を制限することなんて出来るわけが無いやろ、と思ってしまう。
また先ほど紹介した動画では、オリンピックが無観客開催になったことでボランティアの数が減り、彼らに提供されるはずだった食料が大量に廃棄されているという問題も伝えられています。(9:10あたりで確認できます)
食事を作っている業者、食材を提供している生産者はこの事実を知っているのでしょうか?こういった一連の無駄な流れは、ごく一例に過ぎないと思いますが、それにしてもオリンピックの舵取りが、いかにいい加減だということが浮き彫りになってます。
オリンピックと言う世界の祭典が行われていることで、都内の人々の気持ちが緩むのは当たり前。ここで政府はコロナ対策への管理も並行して行うという運営の難しさに直面しています。
明日8月2日からは千葉、神奈川、埼玉も緊急事態宣言が発令され、私のウエディング現場でも数日前から延期の問い合わせがひっきりなしに入っております。正直「またか~」と気分的に落ち込みます。
オリンピックの終了まで残り7日間(パラリンピックは除く)アスリートが感動を呼んでくれるテレビの裏側で起きている真実から目を背けることは出来ません。
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