2021-08-08

若い世代へ

現代の若き哲学者として、世界の人々が彼の動向に注目しています。彼の名はMarkus Gabriel(マルクス・ガブリエル)

YouTubeにANN Newsの日本人記者が取材したインタビューが残っており、コロナ後の未来について彼なりの見解を語っております。

日本のことを「ソフトな独裁国家」とやわらかい表現ながら、ズバリものを言う言葉のセンスはさすが。私のように若いころに海外で過ごした経験がある人はお気づきだと思いますが、日本は常に他人の監視下に置かれ、気付かない間に沢山の常識に縛られながら日常を送っています。

政治家は民主のための資本主義をうたいながらも、日本の舵取りをしている政治家の中に一般家庭で育った叩き上げ系は何割存在するのでしょうか?つまり国民の為と言いながらも、一般人の生活を何も知らない政治家一族で育った方々の都合や思惑で国が動き、彼らが作った奴隷制度の洗脳に何も疑わない人がどれだけ多いか?てこと。気付いてる人にしかわからない問題ですが、極端な言い方をすれば日本は中国のような社会主義国家とさほど違いが無い。おっと、あまり個人的な政治の意見を言うのはよそう。

それで、このマルクスさん。インタビューを聞いていて心に響く言葉のマシンガンを次々と放ってくれます。会社に税理士がいるように、これからの時代は会社に倫理専門のアドバイザーが必要という考え。もう青天井に金儲けをする考えをやめ、誰かの為にお金を使うべきと発言。

また、これからの世界を変えていくのは若い世代しかなく、子供達に選挙権がないことについて衝撃的な意見を伝えてくれます。

日本は数年前に選挙権が20歳から18歳に引き下げられましたが、海外の動向に合わせるように歩調をとっただけ。若い人の政治離れを見越してのことで、実際に若い人が投票しだしたら、今の政治家は一人もいなくなってしまうでしょう。

わたしも若い世代がこれからの日本を変える動力になると信じてますし、若い世代こそ政治に対して自分の言葉を上げる時だと思います。マルクスさんもこのように語っています。

「若者は将来のために闘わないと、未来の多くが失われる」

今は誰かのツイッターで政治に影響を与えられる時代。若い世代は政治に対しどんどん発信して、今後生きていくこの国を住みやすくする必要があります。誰かがやってくれるだろう、じゃないんです。それをスタートべきタイミングがコロナ禍の今ではないかと思うんです。


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