2020-10-06

4人の妻

アフリカやイスラム圏の多くでは一人の男性が4人までの妻を持つ一夫多妻制度が設けられています。日本でも西山家が実質的に一夫多妻生活を営んでいるとしてメディアで取り上げられました。

現代の日本では考えられませんが、日本の歴史を振り返るとこれに近い習わしがありwikiによると

日本では、江戸時代までは上流社会において男子の跡取り息子を生むという名目の元で「側室制度(そくしつせいど)」があった。「室」というのは妻女を指し、普通は正室(正妻)は1人、側室は複数人だったが、例外もあって厳密なものではなかった。跡取となる息子は彼女らの内の誰かが生母となるのである。男子の跡取を生んだ側室の扱いは、時代や身分によって大きく異なり多様であった。天皇や公家・武士に限らず、富裕商人が「妾」(めかけ)を持つ例は少なくなかった。

とのこと。近代においても成功した日本男児が愛人を囲い込み援助をするという風習は、日本の歴史を見れば紐解ける。

女性的にこのようなモノの見方は偏見を買うのは承知で言うが、人間のオスも所詮動物的な生殖本能に従うと子孫を残すことが性(さが)である。もちろん、一般的な人間のオスは理性でコントロールできるので、常識を踏まえその衝動を脳内で制御できる。人間が動物のように盛りの時期に人目を忍ばず行動に移さないのは、理性が働いているため。だから痴漢行為はその理性をおさえられない病人に等しい。

話は戻り、ここで疑問に思うのだが、本当に男性にとって一夫多妻制度が良いのか?ということ。実際にイスラム圏で4人の妻を持つ男性が日本人男性に4人の妻がいることをうらやましいと言われた。すると彼は「もしあなたに今の奥さんが4人いたとしたら、本当に良いと思うかい?」と質問を投げられ、その日本人男性は背筋が凍ったという。全く想像するだけで恐ろしい話だ。

しかもイスラム圏では結婚をしたすべての女性を平等に接し生涯にわたって援助する義務がある。一人でも養うのが大変なのに4人も養うなんて尋常じゃない。

一夫多妻制度については公認浮気とか男尊女卑とか様々な見方があるが、男性にとっては複数の女性の人生を背負う「覚悟」がなければ到底責任を負うことができない結婚制度。わたしは4人の妻よりも今の平和的な日本の制度で満足だ。


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