Heiwa

2024年、あけましておめでとうございます。

地震や戦争、航空機事故などの影響もあり今年の年明けは最高のスタートは言えませんが、この幕開けに日本人として試練を与えられたように感じるのは私だけでしょうか？各地で起きている悲しい出来事に同調して肩を落とすよりも、少しでも明るく希望を持って日々生きることが私たちに与えられた使命だと感じます。

特に地震に関しては日本に住んでいる限りは全く他人事ではなく「明日は我が身」という自覚を持って心構えをしておくこと。不安になる必要はありませんが、この地球上で生きていること自体が奇跡であり、今この瞬間を生かされているという認識を持っていれば、毎朝ベッドで目を覚ますことがありがたく思えるようになる、そんな気がします。

2024年の元旦は毎年恒例のイベント、成田新勝寺へ参拝に行ってきました。いつもは午前9時ころには到着しているんですが、今年は訳あって少し出遅れてしまったため、混雑の波にのまれてしまった。

見てください、この人、人、人！参拝所までたどり着くのに1時間くらいかかったでしょうか？

しかし並んでみて思ったのですが、一緒に並んでいる家族や周囲の人達の人間ウォッチングをしていると意外と面白い。皆さん新しい年に向け希望に胸を膨らませながら、10円とか100円の小銭を握りしめ、天に向けて夢を唱える姿は不思議とハッピーな波動に包まれている。こんなに割の良いイベントは他にはないのでは？と感じます。

成田山新勝寺は明治神宮に次いで全国2位の初詣来場者を誇り、その数は300万人とも言われていますが、こんなに凄い人込みでも喧嘩ひとつ起きる気配がありませんし、この光景は平和そのもので、世界が見習うべき姿。

神道の精神が宿っている日本人ならではの、そして敗戦国から経済大国へ成長を遂げた日本だからこそできる「平和」という名の旗を世界に先駆けて掲げる日が一日でも早く来るよう、願って止みません。

少なくとも自分たちの利権を得たり、主張を正当化するために平気で他人を瞬殺できるような爆弾を落とすような考えが無くなること。人間が人間を殺すことほど無意味で愚かなことはありません。

2024年の365日は少しでも平和への気付きが世界に訪れることを願って。