憎しみは次の憎しみを生む
4月11日にミネソタ州ミネアポリス郊外で黒人男性が警官に射殺された事件。またか・・・って報道でした。私の家族が住んでいる街での出来事です。
警察側は誤射の可能性があると報道していますが、殺害された男性ダンテ・ライトはまだ20歳ですよ。人の命を奪っておいて誤射で済む話でしょうか?
最近のアメリカは他にもネガティブな人種問題の話を聞きます。それがコロナが始まって以降に起きたアジア系へのヘイトクライム。きっかけはトランプ前大統領がコロナウイルスの発祥は中国というイメージを人々に植え付けたこと。
わたしたち日本人はコロナでの経済的損失や国内の感染爆発を中国のせいにはしてません。それはある程度の教養があれば考え付くことで、事実として発祥源が中国であったとしても、それを管理するのは各国々の責任。「学校でA君に風邪をうつされたから、ボクが体調が悪いのはA君の責任だ!」と言っているようなもの。
私は昔アメリカに住んでいたので理解していますが、彼らにしてみれば中国人、韓国人、日本人の区別はつきません。私たちがフランス人とロシア人の区別がつかないのと同じ感覚です。だから目がキツネ目なだけで突然暴行にあったり、アジア系というだけで罵声を浴びせられたり、という話をここ1年でよく聞くようになりました。
同時にアメリカに住んでいるアジア人に銃が飛ぶように売れているという話も聞きます。これは自己防衛の手段として銃を購入するアジア人が爆発的に増えたということ。なんてクレイジーな世界なのでしょう、まったく悲しくなります。
コロナ以降、私が所属している横須賀基地のエンターテイメント部が運営するナイトクラブも閉鎖したままで、昨年の3月を最後に1年以上DJの仕事がありません。
さすがに日本の米軍基地内で日本人が中国人に間違えられることはないので安全ですが、数年前の写真をみていたら、こんな写真がありました↓
場所はナイトクラブ内の男子便所。何故こんな姿になってしまったのか?いまだに謎です。もし、ここでウ〇チでもしていたら、恐怖でパンツをはかずに逃げ出してしまうでしょう。
「憎しみ」を生むのは「憎しみ」だけ。「愛」しか「愛」を生むことはできません。
コメントを残す