幻のフライドチキンを求めて
1990年代にニューヨークに住んでいたころ、アメリカの食生活に慣れることができず苦戦しながらも行きついた食事があります。それがチャイニーズフード。街の至る所にテイクアウトがあり、当時私が頻繁に食べていた「ハーフチキン&フライドライス」は当時2ドル70セント(300円くらい)でした。
↑これがその写真ですが、チキンの半身を揚げたものにイタ飯がごっそり。2回に分けないと食べれないほどのボリューム感。このチキンにHotソースと言われる辛いソースを大量にかけて食べるのがゲットーの食べ方、週に4~5回は食べていたと思います。
このチキンの味が今になっても忘れられず、何度も調理をしているのですが、なかなか近づくことが出来ません。そこでインターネットで調べながら自分なりに幻のフライドチキンを追い求めて出した答えが以下のレシピ。
簡単?幻のハーフチキン作り方
材料の紹介
・ホールチキン
・シーズニング
・コーンスターチ
・揚げ油(チキンがかぶるくらい)
・シラチャーソース
まずはチキン「SEARA ホールチキン」
700円くらいだった気がします。普通のスーパーでは売ってません。私はメトロというスーパーで購入しました。1.3キロの小型で内臓を抜いた冷凍品、ハラールのお肉が理想ですね。こちらからも購入できます。
S&Bセレクトスパイス 香草焼きシーズニング(鶏肉用)
このスパイスは100グラムで400円くらいだった気がします。内容を確認するとコーングリッツ、食塩、ガーリック、こしょう、オニオン、でん粉、バジル、パセリ、オレガノ、マジョラム、その他香辛料となっています。なので、その辺りのスパイスを適当に用意できれば良いのですが、塩コショウとオレガノ、ガーリックは外せない。醤油や生のニンニクなどはカラッとならないので使いません。
コーンスターチ
揚げる前にお肉の表面にまぶす用の粉です。カタクリ粉でもいいのですが、コーンスターチだと更にカリっと揚がります。今回私は米粉で代用しました。
さあ、作るぜ!まずは鶏肉をおろし、シーズニングをまぶす
鶏肉は関節から胸、モモ、手羽などに分けて包丁を入れ卸します。結構えぐい映像になるので、あえて写真は載せません。シーズニングは結構たっぷりすり込みます。薄いと仕上がりの味がボケるので注意。
コーンスターチ(今回は米粉)を衣につけたら準備完了
仕込みはこれだけ。結構簡単です。
温度は高め、200度の油に投入
私の場合は2度アゲします。1回目は軽く火が通るくらい、2回目で仕上げます。
完成品がこちら
仕上げに辛いソースをたっぷりかけて召し上がれ!ソースはこちら↓がおすすめです。
シラチャホットソース
中国食材を扱っている店、またはネットでも購入できます。
ちなみに強力粉を衣にすると仕上がりは以下のようになります。
唐揚げに近い食感。好みの問題かもしれません。
これからも最高のハーフチキンを求めて、再度チャレンジしたいと思います!
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