2020-06-06

自分を制す

今日は自分をコントロールすることについてお話します。

人間は放っておくと、自然にネガティブになるよう本能的に作られています。というのは、大自然と共存していたその昔はネガティブな想像力から自分の身を守ってきたとされています。

例えばジャングルの生活で凶暴な動物と出会ったら襲われてしまうから逃げるとか、山の岩が落ちてきたら家がつぶされてしまうなど、長い歴史の中で常にネガティブな状況を想像することで災難から身を守ってきましたが、本能的にネガティブになることで生き残ることができたのは昔の話。現代ではこれだけの情報量のすべてに対してネガティブに捉えてしまうと押しつぶされて死んじゃいます。

私の大好きな斉藤ひとりさんが「自分の機嫌をいつも上機嫌に保つことは人生のトレーニングである」と言っていますが、それほど自分自身をいつもポジティブな状態に保つことは難しいのですね。この自分をコントロールすることを考えていた時に、ある出来事を思い出しました。

かなり前にアメリカのテレビ番組で、どんな狂犬も飼いならしてしまうドックトレイナーの番組を見たことがあります。狂犬の飼い主さんがあまりにも自分の犬が言うことを聞かないので困り果て、そのトレイナーさんに犬との接し方を教わるのです。

見ていると最初はすぐに吠えたり牙を剥いていたいた狂犬が、そのトレイナーさんの手にかかると、忠犬ハチ公のようになってしまうのです。

その映像で印象的だった出来事がありますのでお話ししますと、トレイナーが犬の意識を方向付けてあげる行為です。犬は元々人間に対して従う本能を備えもってますので犬の注意がそれた時、例えば他人に激しく吠えたりした際は「オイ、こっちに意識を向けろ」と方向修正をしてあげるのです。するとその犬は何もなかったように吠えるのをやめるのです。

この様子は人間が自分をコントロールするする際にも当てはまります。誰かにひどいことをされて「あの野郎殺してやる~」と思い込んでしまうと、その一方通行からなかなか脱することができず、憎しみで心がいっぱいになってしまいます。そんな時はいったん違う方へ意識を向けて気をそらしてみる。

実際にはかなり難しいかもしれませんが、例えば料理が好きなら新しいレシピにチャレンジしてみるとか、思い切ってレンタカーを借りて小旅行に行くとか、ベランダを掃除してコーヒーを飲むとか、前から気になっていた好きな本を1日かけて読んでみるとか、とにかく全く違うことをやって対象物から気をそらしてしまうのです。

新しいレシピが成功すればハッピーになれますし、小旅行に出かければ新しい発見があるかもしれない。お酒を飲んで気を紛らわせるだけでは一時しのぎになるので効果はないと思いますが・・・・

犬がトレイナーさんによって集中の対象物を変えたように、人間は自分の「気」の持ち方次第で、いつでも心の状態を和らげコントロールすることができる。そんなことを考えた土曜の昼下がりでした。


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