2021-02-25

指を差すこと

最近のわたしはすっかり減りましたが、昔は他人の短所などをズバズバと平気で言うようなヤツでした。今考えたら血も涙も思いやりも無いダメな性格でした。

若いころの私は人を信じることができなかったので、初対面で出会う人は何か企んでいるのでは?と誰でも敵に見えるほど、貧しい心の持ち主でした。他人を攻撃して自分に優位性を持つことで満足しているようなバカでした。

しかし、時は経って少しは大人になり自分の主観ではありますが他人の気持ちを考えるようになったり、自分がやられてイヤなことはしないようになりました。「天に向けて吐いたツバは自分に返ってくる」そのことを知ったのです。

先日読んだ本の中にも同じような表現がありました。それは

人差し指を向けて他人のことを言ってるが、そのうちの3本の指は自分に向いている」ということ

他人に向けているつもりの評価は自分に向いているということ。つまり他人に向けて吐いた言葉は、実はそのまま自分の姿を映しているという意味です。人に向けた言葉は鏡に映った自分の姿、間違いない事実ですね。

だからね、人の傷をつけることを言うよりは、人を勇気づけることを言った方がいいに決まってる。そしてそれは、そのまま自分に返ってくるんだから。


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