2020-06-04

柿坂宮司と不思議な時間

今年2020年2月の節分は奈良県の天河神社で過ごしました。日本で宇宙に一番近いとされているスピリチュアルな村で、芸能や音楽の神様がいらっしゃる神社として、毎年多くの参拝者が来るところです。

今考えると非常に運が良いのですが、今年は無理をしてでも行った方が良い予感がしました。天河神社までは険しい山々をいくつか超えて行くのですが、現地入りを決行した日程が遅く、既に宿が取れない状態。それでも何とか空いている旅館を確保でき、久々に旧正月にあたる節分を大峯本宮 天河大辨財天社にて祝うことが出来ました。

私の運の良さはそれで終わりではなく、その神事が終了した直後になんと天河神社の現在65代目の宮司、柿坂神酒之祐さんの家へ招かれたのです。

その経緯が面白いのですが、私がその神事に参加した際に柿坂さんの書き下ろした本「天河大辨財天社の宇宙 神道の未来へ 」という書籍を購入しました。他にも多くの方が本を購入し、柿坂宮司にサインをもらうために列を作って並んでいたのです。柿坂宮司はひとりひとりに対し丁寧にお話をするため、とても時間がかかるのです。

1時間ほど並んだでしょうか、私は最後の方だったのですが、ちょうど手前のところでサイン会は一旦終了となりました。終わってしまった~と思っていたところ「寒くなってきたので家へ来てください」と言われたのです!そして他の数名と共に1時間以上対面でお話してくださいました。命について、宇宙について、音楽について、魂についてなど貴重なお話の数々。いま非常に悔やまれるのが、何故その時にメモを取らなかったのかということ。いつもは絶対にメモを取るクセに、一生に1回のチャンスだったかもしれないのに、何やってるんだ~と(大泣)お話の内容が壮大なうえに濃すぎて、全然正確に記憶できていません。


DJ Jobow(左)柿坂宮司(右)

今回の節分ではDJは入っていなかったのですが、前回はDJがゴリゴリの四つ打ち音楽をプレイしていて、正直なところ度肝を抜かれました。まさか日本の伝統行事にDJを入れるという発想が私にはありませんでした。

それにしても素晴らしい体験をさせてもらいました。自分はどれだけツイているか?というお話でしたが、音楽芸能関係の方は是非無理をしてでも行く価値があると思います。奈良山奥の澄んだ空気と水はくすんだ気持ちを洗い流し、人生が一新します!


にほんブログ村 音楽ブログ DJ(クラブ・ディスコ)へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください