2020-08-18

美人は得

ほぼ毎晩、夜に仕事が終わると散歩がてら近所の猫に餌をあげに行きます。私が住んでいるところから徒歩5分くらいの場所で、1か所に最大6匹の猫を見かけた場所が定番です。

その中でも4匹が定住していて、他にも他所から野良猫が迷い込んでくるスポット。近所の人がやさしいのか、エサが豊富にもらえるのでしょう。エサをもらうのが上手な人懐っこい猫は得のようで、丸々とした体格。逆に憶病で人に近寄らない性格の猫はガリガリに痩せている。

これは人間の社会でも同じですが、その方の性格によって人生が楽にも苦にもなることを学びます。

その4匹中、人懐っこい2匹の猫が以下の兄弟。

左手のグレーの猫はメチャクチャ目がクリクリしている美人さんで人間への警戒心ゼロ。右手は若干警戒心がありますが、慣れれば心を許して触らせてくれます。この2匹は丸々していて、ご飯を沢山食べます。最近はすぐにひっくり返ってお腹を見せるようになりました。

対して非常に警戒心が強いのが下の写真に写っている黒い猫。体系が他の猫と比べて一回り以上小さい。

この黒い猫、逃げなくなっただけでも奇跡的ですが、最初の10回くらいは私を見るなり、飛び上がってどこかへ行ってしまいました。この他にも1匹住人がいるのですが、憶病すぎて写真に納めることすらできません。

これまで彼らに色々とエサをあげていて、一番人気なのが「きびなご」と判明。その理由を知るべく、私自身も食べてみることにしました。

このきびなごは大きさが4~5センチほどで、非常にしっかりと乾燥させています。頭の苦みが少なく、もちろん無塩。以前に一度イワシの大きな煮干し(8~10センチくらい)を買ってあげたのですが、頭が方が苦いらしく食べ残していました。飼い猫じゃないので贅沢と言えば贅沢のような・・・自分なら食べます。

100円ショップで売っているようなカリカリはあまり人気がありません。お腹が減っていたら何でも食べますが、特に2匹の懐っこい猫たちはグルメなので好みがハッキリしているようです。

人懐っこくて美人だとラクに生きられる、なんとも皮肉な現実。コロナ禍で私の生活も大変ですから、大いに見習いたいと思います。


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