株式投資の悪い例
冬期のコロナ感染拡大を予想して、夏からある銘柄の株式を仕掛けていたのですが、全然上手くいきません。
自分の会社の売上減少に少しでも貢献できたらと思い、半年計画で仕掛けていた株があります。私が用いた手段は順張り(安い時に買って高く売る)ではなく、逆張り(相場の上昇局面で売りから入り、下降局面で買い戻すという投資手法)という方法。冬に感染が広がることを見越して「売り」から入りました。
この方法ですと、投資した株式が下がった際に利益を得られるという仕組みですから、感染が広がった際に落ち込む業種を予想出来れば、簡単に儲けられると思いました。しかし現状はどうでしょう?
本日も日経平均は小幅ながらバブル期以降、30年5ヵ月ぶりの高値を更新。もちろん私が仕掛けていた株もこのタイミングで度肝を抜くほど上昇しました。口座の含み損はみるみる増え続け、しかも底々にレバレッジをかけていたので、チャートを見る度に日々顔が青くなる自分がいます。
株式投資で逆張りで失敗をした経験がある方にしかわからないと思いますが、最近の相場はまさに地獄のよう。
こちら↑は昨年から本日2021年1月12日まで1年間の相場を示した日経平均のチャート。同じ緊急事態宣言下にあった4月から10000円も上昇しているのが分かります。もう一度言いますが、同じ緊急事態宣言下です。いったいどういうことでしょうか?
市場にバラまいて余っているお金の行き場がないのは理解できるのですが、全くもって今の経済を反映していない。これから本格的に起こるだろう企業の倒産ラッシュ、さらなる世界的感染の拡大、予想できない変異種への不安はどこへやら?
もし半年前にもどれるのなら、その時の自分にこういってやりたい。「今は株の投資をする時期じゃないよ」と。今の株式相場は正直言ってマネーゲームであり、ただのギャンブルです。
私を悪い例として、参考にしてもらえると幸いです。
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