先読み
予想通り振り出しに戻りました。
私の所属するイベント業界は、今回の緊急事態宣言で更に深刻な決断を迫られます。12月初旬までは管理に慎重ではありましたがイベントが昨対で5~6割りほど戻りつつありました。しかし今日は一日中キャンセルや延期の対応に追われる始末。世間では飲食業界ばかりフォーカスされていますが、我々の業界もいよいよ看板を下ろす会社が増えそうです。
私も他人ごとではなく、春までどうやって食いつなごうか試行錯誤することになりそうですが、今日の昼に地元の信金から電話があり「政府のコロナ融資が3月末まで延長になったので、お金貸しましょうか?」とタイミングよくお話しくださいました。
あまりにもタイミングが良いのでビックリしましたが、借りなくて済むものなら借りたくない・・・というのが本音。融資の保証料と3年間の利息が免除になるなど、条件は素晴らしいのですが、所詮は借金に過ぎません。
個人的にコロナが始まった春から、この冬に訪れるであろう感染のピークはしっかりと予想できていました。対策はバッチリとは言えませんが、会社をつぶさなくても済むように体力は備えてます。
実を言うと、私の頭の中には既にコロナが終息した後のラッシュを描いております。それは1年後なのか、半年後なのかは分かりませんが、今回の反動で延期やキャンセルになったイベントが雪崩のように押し寄せるという予測。その時に人を確保しようとしたのでは、到底追い付かない。逆に今は以前に比べて人材が余っている状態、今が良い人材を獲得するチャンスなのではないかと思います。
もし日本の政治家にモノを言えるなら、もっと想像力を働かせて先読みで対策を打って欲しいということ。
こんなに小さい会社のDJ屋さんでも常に3か月後、半年後、1年後を想像して動いていますから・・・
コメントを残す