欲は捨てるべきか?
仏教的な教えでは欲を捨てることで心の豊かさが得られると悟られています。失うものが無くなり、負の感情は消え、心が開放される。それって本当でしょうか?私は実行したことがありませんが、多分本当でしょう。
私の大好きな斎藤一人さんもおっしゃってますが、人間には「正当な欲」が必要であるという結論。私も同感で人間に欲がなければ、そもそもこの文化自体が全く発展してこなかったでしょう。人間として生まれた以上、動物的な食欲と性欲という最低限の欲だけではダメなんです。
鳥のように空を飛びたいと貪欲に研究した結果、人間は飛行機を創造し、月に行きたいと貪欲に研究した結果、人間は宇宙の謎を解き明かしました。これは一例に過ぎませんが、この世に命を授かった以上は自分の使命感をもって何かをやり遂げることこそ「正当な欲」であり、誰もが不可欠なこと。
実際この世の中では困ったことに、お金が無ければ人を助けることすらできない。お腹を空かせている人を助けるには、どんな素晴らしい念力を唱えても空腹を満たすことはできない。ビタ1文寄付する自由すらないのです。
だから貪欲にお金を稼いだっていいじゃないですか!お金は稼げば稼ぐほど税金として国に納めることで、沢山の人を救い、経済を循環させます。
実際に手取りで1億円の年収がある人は所得税だけで年間4000万も国に税金を納めています。対して月収20万で年収240万の人は38400円しか所得税を払っていません。所得税は日本の税制の中で最も大切な財源で医療、年金、福祉を支えています。日本中の人が「豊かな心を育む」という理由で最低限の欲しか持たず、必要最小限の仕事で収入を得るようになってしまったら日本沈没、大変なことになります。
要するにどんな欲を持って、どんな使い方をするか?そこが重要で欲を持つこと自体は悪いことではないと確信します。
そこで質問です、あなたはどんな欲(夢)をお持ちですか?
コメントを残す