地球の土地を所有する
先日、千葉の片田舎に土地を見に行きました。拝見したのは、この土地になります↓
場所は九十九里と成田空港の間あたりで、長閑でのんびりした地域。東京から高速道路を使って1時間半くらい。それくらいの時間なら東京まで通勤している人は沢山いるでしょう。
坪数は市道を入れて約100坪(実質80坪程度)値段は信じられないかもしれませんが10万円。本当はタダでもいいって言われましたが、その方への謝礼としてお支払いさせてもらいました。
一体何のために買ったのか?正直言って自分でもわかりません。地球上で自分の敷地と言える空間を確保したかったのでしょうか?
そもそも人類の歴史上で、土地なんて最初は誰のモノでも無かったはず。稲作が始まって最初にその場所に居ついた人が「ここは私の住んでいるところ」と主張すれば、そこが彼らの土地になった。
20万年の人類の歴史で、自分の所有地に線引きをするようになったのは、ここ2000年前くらいの間の出来事に過ぎません。だから昔は戦争ばかりしていた。
でも戦争って本当に馬鹿げていて、昨日から始まっているロシアがウクライナを弱い者いじめしている姿には謎が深まるばかり。2022年にもなって「そういうの流行らないよ、プーチンさん」って言ってやりたい。
宇宙に行ったZOZOの前澤さんが言ってましたが「宇宙から見た地球に国境なんて無かった」と。
とは言え、人間は自分が所有する境界線を守りたがるし、自分の敷地内に入ってくるヤツに対して狂気むき出しにする人がいるのも確か。
1週間前に私が渋谷でマンションの横に車を付けた際に、誰かに運転席の窓を激しくたたかれ「ここに車を止めるな!」とイカってるオッサンがいたんですが「荷物を降ろすので1分で終わります」と言っても、メチャ発狂してた。
話を聞くと、その方はそのマンションのオーナーらしいのですが、いくらお金を持っていてもあんな人間にはなりたくない・・・そんなことに気付かせてくれてありがとう。おかげで君みたいな人間にならないように気を付けて生きていける。そう感謝した。
冒頭で述べた「地球上で自分の敷地と言える空間を確保」と称される私の土地購入。隣人からゴミが飛んでこようものなら「宣戦布告だ!」みたいなことは、私のケースでは無いと思います。
地球も、日本の土地も、あなたが所有していると思っている小さな土地も、死んだら持って行くことはできません。ましてや天国へ行って「銀座5丁目の鳩居堂の土地、オレのなんだよね~」とか自慢しても、宇宙を支配する神からは「お前、気は確かか?」と呆れられるのが関の山でしょう。
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