2023-05-02

エストニア e-Residency

2年前のコロナ期間中にチャレンジしたけど上手くいかなかったことがあります。

それはエストニアという国が発給している「e-Residency」という制度の申請。

「e-Residency」について簡単に説明すると、外国人でもエストニアの国民として電子登録できる、いわばバーチャル国民になれる制度で、デジタル国家を目指すエストニアが世界初の試みとして掲げている電子住民プログラム。

人口わずか130万の小さい国なので、資本を国外から集めるのが目的なのでしょうか?2025年までに海外から1000万人の登録を目指しているそうです。

私が考えるこの制度の最大のメリットはエストニアに法人を設立してユーロでビジネスが出来ること。とは言え、ヨーロッパで展開するビジネスプランがあるわけではありませんけど・・・・

先ほど申請したばかりなのでまだ取得できるかは分かりませんが、なんかワクワクするじゃないですか?夢があるじゃないですか?日本円が後退している今だからこそ、ユーロに望みをつなげる・・・なんか素敵。

話は戻り、何故2021年にチャレンジした際に上手くいかなかったか?というと、承認された際にIDを国内で受け取ることができなかったから。申請が通ってもIDを受け取れる国は韓国が最も近い国だった。それが2022年9月から国内に代理店ができて、IDの発給をしてくれることになったんです。

e-Residencyが認証された際のID受取りに関しては、エストニア大使館がリリースしているこちらの情報をご覧下さい
https://tokyo.mfa.ee/ja/e-residency-id/

e-Residencyの申請はこちら
https://eresident.politsei.ee/

申請の方法についてはこちらのサイトを参考にしました
八ツ役公認会計事務所

全て電子申請で、ある程度英語が理解できて英語の履歴書や写真も揃っていれば、申請時間は30~40分くらいで終わる。

もちろん、パスポートを持っていることも条件で、最後にクレジットカードで100ユーロの手数料を支払う。(2023年5月時点)今日の為替では1ユーロ150円だったので15000円くらいだった。

支払いが終わると申請が終わり、登録しているメールアドレスに支払い証明書が添付されてきた。

説明では申請をしてから審査に1カ月、IDカードの発行までに2~5週間と記載されている。その後は受け取ったカードをアクティブ化すれば、すぐにでもビジネスが始められるとのこと。

ちなみに自分なりにデメリットも考えてみた。エストニアは北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)加盟国ではあるけど、ロシアの国境をまたいでいることは若干の警戒感を覚える。また電子住民プログラムとは言えど、エストニアに住めるビザが発給される訳ではないので、別途ビザの申請が必要になること。

あとはエストニアをビジネス拠点としてスタートする際は、国のルールに従わなければならないので、日本との法律が違うことは頭に入れておかなければならない。特に税率や保険料、確定申告の方法などは起業前に調べておきたい。

まあ、起業なんてしないと思うけどね・・・


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