2023-06-21

海外と人と仕事をする心構え

私は日本に居ながら、たくさんの外国人と仕事をしている方だと思います。

これまでにアメリカ、カナダ、フィリピン、エジプト、オーストラリア、韓国などなど思い出せないほどの方々と仕事をするチャンスに恵まれました。

今日は海外の方と仕事を進めるにあたって、私なりに感じてきた心構えについてお話します。

そもそも海外の方と仕事をするということは?

まず理解しなければならないのが、日本の常識はあたりまえではないということ。日本の仕事の進め方は計画を緻密に立て、マニュアルに乗っとった方法で進められ予想している結果へ向かう。しかし、海外の方はどこの国の方も計画はただの設計図であり、進行中にどんどんアイディアが加わり変更するのがあたりまえ。計画通りになど到底進みません。

しかもトップダウンで意見がまとまるわけではなく、他の人の意見も中身があれば採用になる。例えペイペイの人が投げかけた些細な意見でも、内容が良ければ即採用になることが多いんです。

アメリカやカナダなどは他民族国家だからこそ、人の意見を尊重しますし、意外にも協調性があり受け入れ態勢が整っていることに驚く。

とはいえ、国柄にもよりますが、先進国以外の第三諸国のような国では最後の最後まで意見がまとまらないことも多く、そこには文化的な風習や、政治的、宗教的な考えに根付いた配慮などが見え隠れしていることもあり、一概に決裁権を持っている人が必ずしも仕事の出来る人とは限りません。

そこで心がけるべき大切な3つのこと

まず1つ目の心構えは「あきらめてください」ということ。

そうです、事前に計画通りに完璧な仕事を目指すのはあきらめてください。海外の人と仕事を進めるということは想定外のことが当たり前に起こります。多少の変更なら可愛いモノ、ギリギリになって根っこから全部ひっくり返されることもある。それくらい最悪の状況もあることを心の片隅に置いておけば、実際に何が起きてもあたふたしません。

そして2つ目の心構えは「チーム同士の声をよく聞きましょう」ということ。これは日本でも同じですが、多様性を認め相手をリスペクトをしながら自分の意見も正々堂々と伝えましょう。何も意見を言わない人は何も考えていない人という受け止め方をされます。日本のような心と心が通じ合う文化はなく、下手な英語でも言葉で伝えることが最も大切です。

最後に3つ目。これもどこの国でもおなじですが「できるだけ自分も楽しみましょう」ということ。自分の責任を果たしつつも、海外の方と仕事をする時は特に笑顔を忘れてはいけません。

あなたの笑顔で周りの人をパーッと明るく照らしてあげるくらいで丁度いい。

以上の3つの心構えがあれば、たいていのプロジェクトはうまく行くと思います。


にほんブログ村 音楽ブログ DJ(クラブ・ディスコ)へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください