2022-06-09

中古の家を買った件

先月のことですが、千葉の田舎に中古の物件を見つけました。

正確に言うと建物付きの借地になりまして、70坪くらいの借地にボロい中古平屋が建っている物件になります。借地料は毎月1万円で30年に1回更新がある。

売り主さんから告げられた売値はここでは言いませんがとても安かった。しかし以下3点の難点がありました。

1. 残量物がメチャクチャ多い。つまり処分にかなりの費用が見込まれる
2. 水道管がどこかで壊れていて、しかも地下水。これも結構な工事費がかかる。
3. 建物の床や軒天など修理箇所が多い

つまり、住むためにためには相応の初期費用がかかるということ。

私が使用したい用途は住居用ではなく、倉庫として活用するつもりなので何とかなると判断。先日契約に至りました。

購入に至った判断材料は以下の事柄

・トータル費用が同条件の中古物件と比較して数百万円は安い
・千葉の田舎過ぎないロケーションで、駅から徒歩5分くらい。車だと都内まで高速道路で1時間くらい
・最悪賃貸に出しても借り手がいると見込んだ

そのようなことで購入に至りました。

この家に住んでいた方が、この場所で着物の着付け教室をやっていたそうで、家の中には大量の着物が残されています。着物には魂が入っていますから、そう簡単に処分できるか?ちょっと心配。売り主さんは残留物は全て放棄するので、好きにしてくださいと言ってくれましたが・・・

ところで2022年問題というのを耳にしたことがあるでしょうか?『2022年問題』とは都市圏の市街化区域内の農地のうち1992年の緑地法改正の際に指定された生産緑地が30年という期限のもと一斉に解除されてしまう問題のこと。結果として、生産緑地だった土地が一気に市場に流出し、土地の価格が暴落したり空き家が増えたりすることになる。

今回私が購入した借地は、まだ期限が14年残っておりこの問題とは関係ないのですが、生産緑地が宅地になることで、固定資産税の軽減や相続税の納税猶予を受けることができなくなりますから、土地の所有者が手放すことで不動産業界には何らかの影響が出てくるのは間違いない。

だったら購入を待てばいいのに・・・とも思いますが、こればっかりは縁ですから。不動産は自分が買おうと思った時が買い時です。


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