一人旅を思いつく
1月も終わりが近づき、体調不良明けで山のように貯まった仕事のタスクをこなし、仕事を終えた一息していた時のこと。
「よし、旅に出よう」
そう考えると、とっさに身支度を始めました。
行先は未定だけど2月2日は毎年恒例の奈良県天川村の「天川神社」へ間に合うように、6日間の一人旅を決行。
行先は無い、目標もない、誰かと行く楽しい旅行なんかじゃなく、何かを感じるためのひとり旅。
構想を思いついたその日の夜の23時に家を出て、とりあえず車で自宅の千葉県浦安市から奈良県に向かってハンドルを握った。2月2日に天川神社へ行くので、その時は車が必要になる。車を奈良に置きっぱなしにして、そこから次の目的地へ向かうことにした。
一晩中、車を飛ばした後に休憩のため車外に出ると、外はすでに朝日が顔を出している時間。東名高速は数日前に寒波で雪が積もった影響で、まだその爪痕が残っていた。
奈良市内についたのは朝8:30くらい。眠さで頭がボーっとする中、自家用車を駐車場に止めて次に向かったのは奈良駅から関西空港だ。時間通りに行ければ1時間半くらいで到着できるのだけど、慣れない電車を乗り継ぎに何度も降りる駅を間違え、結局3時間くらいかかって関西空港に到着。
ここからは飛行機に乗って次の目的地に向かう。
行先を迷いながらも、最終的に確定した目的地は長崎。今まで興味があったのに一度も足を延ばしていない場所。
この年齢になっても国内で訪れていない場所は沢山あるが、長崎は特に興味があって訪れてみたかった場所。古い教会や五島列島や壱岐など神秘的な離島の数々は北海道出身の自分にとっては異国のようだ。
飲まず食わずで、睡眠さえも十分に取れない無計画な旅のスタートだったが、夕方18時ころには長崎市内に転がり込むことができた。
この飛行機も片道チケットで、明日はどこへ行くか何をするか?プランさえ決まっていない。月末を迎え仕事が増えるので、さすがにPCくらいは持ってきたが、それを除いては全くのノープラン。
昨日、旅を決行することを思いついた瞬間から、今まで全然寝ていないので、さすがにクタクタに疲れたから今日はもう店終い。
明日は明日の風が吹くと信じて、ひとり旅を続けることにする。
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