2024-01-30

一人旅 続編

一人旅を思いついてから4日が経過しました。今回は本気のノープランで誰とも会わず、1週間を過ごすという計画。

前回のブログでは、この旅を思い立ってから、長崎にたどり着いたところまでを記録しました。

あれから起きた数日間での濃厚な時間は、数週間にも思えるような時間の流れ。のんびり旅でスマホをシャットアウトするデジタルデトックスも同時に行っているはずなのに、日々旅の中で入ってくる情報量の多さに我ながら驚いています。

何故、今回の旅の行き先が長崎から始まったのか?それは自分にもわかりません。ただ引き寄せられるままに、この土地にたどり着いた・・・と表現するしかありません。

しかも、今回は自分としては異例ともいえる型破りな行動を起こしてしまいました。それはバスツアーに参加するということ。これまでの自分の勝手なイメージでは、バスツアーっておじいちゃんとか、おばあちゃんが参加するものだと思っていた。ガイドの言われるままにあっちに行ったり、こっちに行ったり。お土産屋に連れて行かれ、みんなと同じ昼食を食べさせられ・・・みたいな。

しかし、この長崎バス観光が主催している市内観光は何かが違う・・・5時間のバスツアーに込められた企画はツアー内に食事の提供なし、お土産屋に連れてかれない、それどころか移動時間がパツパツで、これでもかっってくらいあちこちに連れまわされる。これは最高じゃないか??

参加者は想像通りで、ご年配の方々ばかり計7名。結論をはじめに行ってしまうと、最後は皆さんがガイド付き案内の情報量の多さに感激をしていました。

もちろん、私自身も長崎という町は古くは海外との唯一の窓口であった場所であり、戦時中に原爆が投下された場所であることくらいは知っていた。でも、知っていたのはその程度。特に原爆に関しては恐らく戦争を体験していない東日本の日本人(特に私のような北海道民)にとっては、そこまで理解を深めていないというのが現状でしょう。

だから、今回のツアーで長崎の原爆資料館に連れて行ってもらい、実際に原爆が投下される直前に空から撒かれたというアメリカ人からのビラを見たり、原爆で変形した瓶や瓦を目にした瞬間に心に刺さるものがありました。

※こちらが原爆投下直前に撒かれた実際のビラ

また、ちょっとしたことですが、長崎県民は自転車に乗れない人が多いことをガイドさんから聞いて納得。長崎は坂が多く、平らな場所が長く続いている平地が少ないのも、言われてみれば・・・という感じで、そういえば自転車が全然走っていないと気付く。

オランダとの貿易が栄えた出島の案内も面白すぎで、地元の方ならではの知見も加えてお話をしてくださるガイドさんの説明は、ツアーに参加する価値がこれだけ大きいことを思い知らせてくれました、

また、長崎はクリスチャンの聖地でもありますが、それも私がこの土地に引き寄せられた理由かもしれません。日本最古の教会で国宝でもある大浦天主堂では日本人クリスチャンの迫害の歴史から、これまでの歩みを詳しい資料を見ながら学ぶことができました。(こちらはバスツアー外)

そんな感じで4日目を迎えている本日。何故か今、私は壱岐島へたどり着きました。それは何故か?そんなことは私にもわかりません。それは多分、これからわかってくるのだと思います。


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