Miss Asia Pacific International 2019
今日は2019年10月9日フィリピン・マニラの「リゾーツワールドマニラ」にて行われたミス・アジア・パシフィック・インターナショナルの模様をお伝えします。
そもそも、この世界大会を観戦に行くきっかけを作ってくれたのは、Nippon Bijinと言う国内ミスコン・ペイジェントが主催しているミス・アジア・パシフィックの日本大会で日本代表になったEmilyさんの応援のため。2016年のミス・スプラナショナルでDJの仕事をした時に知り、それ以来応援をしている方です。
私は彼女の追っかけ?ファン?保護者?どの言葉も当てはまりませんが、とにかく応援すると決めたので、世界大会に行くことがあれば絶対に観戦に行こうと決めていました。
これまでのブログでもミスコンの魅力について記事を書いてきた私ですが、今回はなんと言っても世界大会という大舞台。世界の国の代表がガチンコで戦うのですからスケールがまるで違うのだろうと思うと想像しただけでもドキドキしました。そう、わたしにとってミスコンの大会はボクシングの試合観戦と同じくらいエキサイティングなエンターテイメントなのです。
世界大会当日の会場はマニラの空港近くにある、カジノが兼設された「Newport Performing Arts Theater」という超大型ホール。お客さんには世界各国から応援団がひしめき合い、想像以上の緊張感と盛上がりで空気が張り詰めていました。
本大会は非常に歴史のあるミスコンで1968年にペイジェントが開設されて以来続くアジア最古のビューティーコンテスト。アジアと名がつきますが、今では世界中から応募のある国際色豊かな大会、2019年はこれまでの歴史で最大の参加となる54カ国の代表がトップを目指して競い合いました。
本番までの日程で、既にいくつかの審査が行われておりナショナルコスチューム、イブニングガウン、スイムスーツなどの事前審査で選ばれた参加者は自動的にトップ25位に入れる仕組みになっている。ここで非常に大切だと思うのがインターネットの投票で決まる「ピープルズチョイス」という枠。この枠は応援の力で勝ち取れる可能性があるため、いかに多くの人に投票に入れてもらえるかが肝になる。毎日観察しているとトップの方で最終的に1000~1500票くらいだったので、フェイスブックなどで拡散を仰げばトップ25は自動的に射程圏内だ。
18時の会場で実際にステージが始まったのは20時。Foxlifeがメインスポンサーで演出をサポートしていることもあり映像のディレクターはプロ級。アジア圏はもちろん、南米、北米、ヨーロッパ、アフリカなどから参加している各国の代表が入場し会場内に熱気が走る。この模様はオフィシャルのフェイスブックで生中継された。
全54カ国の美女が入場直後にトップ25位までが発表され、日本代表は惜しくもその時点で次のチャンスを逃した。彼女はこれまでに本当に前向きに努力しており、彼女のストイックさを知っていた私としては悔しさは残ったもの、これまでの努力を心から「お疲れ様!」と伝えてあげたかった。しかも彼女は世界の代表と並んでもフィジカル的に引けをとらず(これまでの日本人は線が細すぎる)存在感も群を抜いていただけにTop25は余裕通過と、たかをくくってしまった。
日本代表↑ Emily Shimizu
選ばれた25名にはヨーロッパ圏のブロンドヘアー、アフリカ圏の褐色美人、アジア圏や南米のエキゾチックな女性が水着審査、イブニングガウンにてウォーキング。そこからさらにトップ10まで絞られ、非常に公平な審査を経て残った彼女たちへの質疑応答タイムとなった。
ほとんどは英語で、または一部の南米圏の代表には通訳がついた。わたしは会場の最前列の席で観戦をしていたところ、隣の座ったペルーのナショナル・ディレクターの方が声をかけてくださり、仲良くトップ10に入ったペルーの応援をしていた。
こちらが↓ペルー代表
トップ10まで来ると審査の基準がよくわからずで、どの代表に分配があがっても不思議ではない。ちなみにペルーはトップ5に残れなかったが、Top5にはブラジル、コスタリカ、スペイン、カナダ、ドミニカ共和国の接戦となった。
Miss Asia Pacific International 2019のチャンピオンはスペインに
↑黄色のドレスの方
この大会が始まって以来の快挙となるヨーロッパ2人目の受賞となった。(ひとり目は2016年のオランダ代表が最初)
このコンテストのテーマである「Beauty in Diversity」、日本語で言うところの「美の多様性」は54の参加国からもわかるように互いの美の価値を認め合うこと。さまざまな人種が公平なルールのもとに戦いを挑み、それは私にってボクシングの試合のようにエキサイティングに女性同士のガチンコ試合を観戦できる場でした。
国際大会のスケールの大きさ、本物の演出が学べる素晴らしい現場を官能できた体験となりました。
Special Thanks to
Shimizu Emili,
Nippon Bijin
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