絶対に欲しくないモノ
先日、何気なくテレビをつけた時のこと。
その番組はショップチャンネルで、小奇麗な司会の方が「本日ご紹介するのは・・・」みたいな感じで始まりました。最初は特に気にせずに見ていたところ、徐々に自分の中で違和感が。
その商品とは、これと同様の商品↓
(オススメしないので、リンクは貼りません。)
こちらのケースは診察券が無数に納められ、紛失しやすいお薬手帳やクスリまでもが収納できることを売りにしている。
その紹介映像では「こんなに沢山の診察券が入って、お薬手帳も管理がラクラク。クスリや処方箋も入るから、もう安心」みたいな感じで嬉しそうに紹介している。
そして相づちを打つ役の方は「これは私だけじゃなくてお父さんにもお母さんにもプレゼントしなきゃ。家族で一人ひとつは必要ね」とか言っている。
ちょっと待ってください!家族でみんなでって子供もですか?
私が違和感を覚えたのは、無数の診察券が収められている財布のようなケースをまるで家宝のように扱っている点。どれだけ体が悪いことを自慢するんですか?と突っ込みたくなる。こんなモノを持っていたら、いつケガをしても、病気にかかっても心配は不要という間違った安心を買っているように見える。
ケガは仕方ないとして、身心の不調というのはストレスや心の病気が原因で、病気になることは当たり前ではないんです。
私は病院の世話になんて出来るだけなりたくないし、どんな成分がはいっているかわからないクスリを体内に入れるのもイヤ。人間は健康でいることが最も自然で当たり前だということを忘れてしまったのでしょうか?病気になってしまうことはかわいそうなこと。出来ればそんな沢山の診察券を収納なんてしたくない。例えラムレザー製だとしても、そんなものをプレゼントされた日には憂鬱になってしまうことでしょう。
日本は国が7割の医療負担をしてくれる素晴らしい国。だからと言って、私はその恩恵に軽々と授かるには抵抗がある。もちろんケガや病気になった時は医療費が安くて助かりますし、ありがたい制度。アメリカ在住中に熱を計っただけで100ドル支払った経験がありますから、よくわかります。
でもやっぱり、毎日の健康的な食事や十分な睡眠と適度な運動、ストレスを軽減できる生活を送ることが大切。長生きをしても1日のほとんどを病院で過ごすのはゴメンです。
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