収穫祭は続かない
お金稼ぐ行為というのは果実を育てることに似ている。
大地に種を蒔いてから、実のなる木になるまでは何年もかかる。
根を大地に広げ、枝が増えて葉っぱが付くまでは成長期。太陽の光を沢山浴びたり、水を吸収しながら少しずつ育つ。途方もなく長い年月に感じるし、幹の太い木に成長したとしても花が咲いて美味しい果実に成長するとは限らない。
全然思った通りに育たなくて、途中であきらめたくなったりもするかもしれない。お金を稼ぐ行為、つまりビジネスも全くそんなかんじ。
でも、何度も残念な思いをしながら、あきらめかけていたある秋。果実は次から次へと美味しい果実を実らせた。
まるで夢に抱いていた収穫期の到来。有頂天になって美味しい果実を摘みまくる。
でもね、収穫ってのは一生続くものじゃない。摘み取った果実はいつか木の枝から無くなってしまう。
だから、その果実を摘み終えるまでに、すでに次のことを仕掛けていなければならないんだ。新しい種を蒔いておかないとね。
1本の果実の木だけに頼っていたら、秋の収穫祭が過ぎたらそれでおしまいってことになる。
ビジネスも1つのアイディアに頼っていたら、いつかは終演を迎える。
だからいつもピカピカに磨いてブラッシュアップして、新しいアイディアを付け足したり、時には方向転換も必要。
どんなに素晴らしい商品やビジネスも、永遠に収穫は続かないってこと。収穫祭が終わってからじゃ遅すぎる。
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