一気に払ってスッキリ

私たちウエディング・イベント業界は10月以降くらいから、ようやく軌道に乗り始めたのですが、来年1月以降はまたイヤな状況になりつつあります。最近は1月以降のキャンセルや延期が後を絶ちませんでして、毎日なにかしらのキャンセル依頼があります。

コロナの影響で支払いが滞っていた社会保険の6か月分を11月にまとめて支払いました。経営者の方はご存じだと思いますが、今回は売り上げが著しく落ち込んだ企業に対して、社会保険の特別猶予期間があり、支払いが滞納しても延滞金がつかないというもの。しかし延滞金はかからないとはいえ、いつかは払わないといけないので、10月の売上金を一気に社会保険の支払いに回しました。おかげで気持ちはスーッとしましたが、この戦いに終わりはありません。

社会保険の取り立ては言葉は悪いですが消費者金融並みのしつこさ。（消費者金融を利用したことはありませんが・・・）コロナ前は支払いが少し滞るだけで、これでもかってくらい請求の電話や手紙が届く。

一度ビックリしたのは、社会保険の支払いが2ヵ月遅れてしまった時に電話越しで担当の方が「うちは今月決算なんでね・・・」と言っていたこと。決算って言うけど、都道府県が管轄する社会保険年金事務所にも決算なんてあるんですか？！とおったまげましたね。そんな取り立ての理由ってあるのかな？と。

それでも社会保険の加入や支払いは企業としては義務ですし、支払いが滞ると銀行の借り入れにも影響します。医療の負担軽減や、崩壊する確率が極めて低い年金制度はありがたい制度ではありますが、落ち込みが激しいコロナショック期の毎月の支払いにはボディーブロウのように効いてくる、というのが本音でしょう。

それにしても、冬の澄んだ空の夕日は素晴らしいですね。嫌なことを忘れさせてくれます。近所のこんな場所からも富士山が見えて癒されました。