未来のじぶんへ

久しぶりに開いたタブレット端末。アマゾンのキンドルで数年前に主に電子読書用に愛用していました。最近では使用頻度がすっかり減り、部屋の片隅に放置したままでした。数日前から、またキンドルを使って読書をしようと思い、タブレットの様々な機能を触りながら調べていた時のこと。

キンドルは読書しかできないと思っていましたが、そんなことはない。写真も撮れるし、音楽も聴けて、映画も見れ、シルクというブラウザーでネット検索もできる。そうこうしているうちに過去のファイルの中に動画フォルダがあり、一つだけファイルが入っていました。「なんだろう？」

私はちょうど3年前の春先に一人旅に出たのですが、このタブレット端末を持って行ったようで、その時に撮影した動画でした。その動画はわたし自身の自撮りで、撮影した場所は沖縄の離島。小高い丘の上で強風が吹き荒れる中、何かを話している。

よく聞くと、記憶がよみがえってきたのですが、それは3年後の自分に問いかけている動画でした。そう、ちょうどこのタイミングが見るべきタイミング。

そこで私は3年後の自分（ちょうど現在にあたる）に5つの誓いを立てていました。

１　ビジネスについての誓い

２　借金の返済についての誓い（到底返済できないと思っていた額）

３　ネガティブワードを言わないという誓い

４　自己成長のための誓い（詳しくは恥ずかしくて言えません）

５　健康への誓い

そして、これらの誓いを3年後までに全て果たすという自分への約束でした。正直メッチャ笑える内容でしたが、１のビジネス以外の約束はほぼ果たされていたから我ながらたいしたものです。ビジネスに関してはコロナの影響があったので、昨年から中途半端な状態になり予定通りに進めることができませんでした。これは予想外の災害のようなものなのでヨシとします。

ここからが本番ですが、その動画の最後に「この誓いを全て果たして、また3年後にこの丘に戻ってくる」と言って終わっていました。ということは、来月あの丘に行かなくてはならないのか？

3年後の自分に向かって誓いを立てたまでは理解できるのですが、何故またその丘に戻ると思ったのかはわからなく、その時の自分に聞きたい。

過去の自分の誓いをどこまで守るか、または守るべきなのか？約束の相手が自分自身なだけに、適当には済ませなくて悩んでしまいます。