ポストコロナの生き方
本日は本田健さんがご自身のホームページから配信している電子書籍について紹介します。タイトルが恐ろしいのですが「金融崩壊、預金封鎖時代を生き抜く!!100年前のスペイン風邪、大恐慌から学ぶポストコロナの生き方」です。
内容は1918年に世界的なパンデミックとなったスペイン風邪と2020年の現在コロナ禍で起きている事実を比較し検証するもの。今後の数年をどう予測し生きていけばよいかをお話しております。
個人的にはこのような不安を煽るような内容は好きではないのですが、できるだけ沢山の意見を聞いておきたいので参考にさせてもらいました。
この本にも記述されていますが、当時の日本人は第一次世界大戦、世界大恐慌、スペイン風邪、関東大震災など、人生の中で苦痛を伴う出来事の連続でした。何故神様はこれほど多くの試練を一度に与えたのか?不思議で仕方ありません。
厚生労働省の調べによると、昭和12年頃の戦時中の自殺率は極めて低くかったというデータを拝見しましたが、戦時中は生きることに精一杯ですから自ら命を絶つようなことは考えなくなるのでしょう。戦争から命を守るという意識が「生きる」という決意を立て、厳しい時代を生き抜くことが出来たと推測します。
こちらの本は、本田健さんが今後起こりうる経済的情勢を過去のスペイン風邪データをもと予測を立て、このコロナ禍にどう備えていくかが記されています。最悪の状況も考えた上でシナリオを組み立てていますから、心臓の弱い方は見ない方が良いでしょう。現在の世界各国の対応と日本の対応を検証したうえで核心的な部分を見事に捉えています。
と言うのも、今回の日本政府の対応でお気づきの方も多いと思いますが、最終的に国は助けてくれません。非常事態だというのに税金は還元されませんし、国が休業を要請しても倒産した会社の保証はビタ一文も出ないことがわかりました。
だから、ある程度未来を予想して、そのための準備をしておくことは大切。自分の身は自分で守る。第二波が到来すると言われる今年の秋以降、または1年後の自分の業種がどうなっているのか?その時に必要なものは?逆に必要のないものは?どこに住むか?お金はどうするか?考えるとキリがありません。
私自身は楽観的な方で、コロナ以前はこれほど経済的に世界が深刻な状況に陥ることを予想出来ていませんでした。だからこそ、いまは他者の意見に耳を傾けて、心の準備だけでも整えておきたいと思いました。
試し読みができるので、お時間のある方は是非手に取ってください。以下にリンクを貼っておきます。
https://hondaken-syoten.goma-books.com/
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