2019-10-10

フィリピン カルチャーショック

今日はマニラに来て日本の常識では考えられないような驚いたことが3つあるので、お伝えできればと思います。

今回は2泊3日のプランでフィリピンのマニラに来ているのですが(その目的については次回のブログでご紹介します)発展途上国にあたるフィリピンの地で、ぬくぬくと日本に住んでいる私がカルチャーショック的に驚いたことが3つありました。

まずは1 つ目ですが、小学校に上がる前くらいの6歳くらいのストリート・チルドレン男女5人くらいがお金を賭けてコインゲームをしているのを目撃したこと。マニラには沢山のストリート・チルドレンがおりまして、ランニングに短パンを着て複数人で元気に遊んでいる姿を目撃します。親がいるのか、いないのかは定かではありませんが、モノを売ったり、何かのサービスを提供したりしながら生活をしているのでしょう。もっと衝撃だったのは7~8才の男の子が、夜中12時ころに赤ちゃんを抱っこしながら車がガンガン走る幹線道路で何かを売っている姿を見ました。赤ちゃんは抱っこされながら眠っており、モノ売りの子供の真剣な表情を見たときは何とも言葉に詰まりました。

2つ目ですが、朝マニラの海外沿いを散歩しました。信じられないくらい海が汚染されており、15年前にセブ島に行った時に見た素晴らしく澄んだ海を見た印象が強く、マニラの海はかなり残念でした。そんな中で海外沿いでたくさんの方々が円形の紙容器におかゆを食べている姿を見ました。ほとんどの方がホームレス風で子供から大家族まで様々。「何故みんな同じおかゆを食べているのだろう?」と思ったのですが、その時、物売りの中年男性が声をかけてきました。「お前どこから来たの?」と聞かれ、「日本人」と言うと面倒臭いと感じた私は「中国だよ」とかわしたつもりでいると「ドゥテルテ大統領は中国人の血が入ってるんだ」と言い指をさしました。その先には2トントラックにおかゆの鍋をいっぱいに積み、ドゥテルテ大統領の似顔絵が書いた食料配給のトラックでした。察するところによると、大統領は貧しい人々にも毎日各地で食事を無償で提供しているのだと思います。あまり知られていませんが、日本にだって深刻な貧困層が存在し、一部の若い子たちが満足いく食事をできずに困っております。日本という国はそんな現状に目を向けず、何も対策を打っていないことが悲しくなりました。

最後3つ目ですが、これは偶然出会った面白い話ですので是非聞いて欲しいです。日本に帰国する当日の朝に時間があり、ホテルの近くでビールが飲めるBarがないかと思い探しておりましたところ、24時間オープンしているBarがホテルの近くにあったので早速行ってみました。Barの名前は「LA Cafe」という場所で、良く調べてみると出会い系のバーのようです。意味がよくわからなかったのですが、行ってみるとがっちり把握できましたので、知らない方のために教えましょう。

まずは薄暗く怪しい雰囲気の店内に入ると女性の店員に席を案内され、飲み物のオーダーを促されます。私はビールが飲みたかったので100ペソ(200円くらい)の地ビールをオーダーしました。バーはまだ朝9時だというのに10人くらい20代~30代の女の子がおり、私がバーの席に座ると、ほとんどの女性がこちらを見て声をかけてきました。

小柄で日本語の流暢な美形フィリピーナが私の横に座り、ここの店のシステムを説明してくれました。女の子は皆、素人の売春婦で個人事業主。単刀直入に4000ペソ(日本円で1万円以内)で持ち帰りができると言います。極めつけは「私はあなたとやりたい」と言われました。見た目はきれいな方でしたが「僕は君とはやりたくないよ」とはっきりと断りました。

たったの2泊3日ですが、こんなにも衝撃的なことを目撃しました。

海外旅行というのは自分の価値観を大きく外れて、自分の知らない世界に触れることに意味があるのでしょう。そのような意味で非常に意味深い時間を過ごすことができました。


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