2020-02-11

広島とホ・オポノポノ

皆さんはハワイのホ・オポノポノという伝統的な考え方をご存じでしょうか?具体的な説明は検索をすればわかるので省きますが「起きることのすべての問題は自分にある」という考え方で、潜在意識に眠っている自分の記憶を浄化することを教えとしています。私はホ・オポノポノについてヒューレン博士とKR女史が記した2冊の本を読み感銘を受けました。そして、その筆者であるKR女史のセミナーが広島で行われるということで、飛行機を利用して2泊3日の広島旅に出ました。

途中、飛行機の窓から見える富士山は私のために、この旅を祝福して見送っているようでした。

さて、広島は初めて訪れたのですが、今回の訪問ですっかり大好きになってしまいました。想像をはるかに絶する「広島風お好み焼き」は海外の食文化に触れている感覚さえあります。(理由はそれだけではありませんが・・・)


(ホテルの近くにあった八昌さん。偶然に店に入りましたが、広島ではかなりの人気店とのことです)

本題のセミナーですが、広島駅からほど近いシェラトンホテルのバンケットで行われ参加者は9割が女性、300~400名は参加していました。講師のKR女史はホ・オポノポノを世界に広めた故モーナ女史の一番弟子で、直接本人から考え方を受け継いだ貴重な人物です。撮影が禁止だったのでセミナーの様子がわかる写真はありませんが、KR女史が話した内容をパワーポイントで説明しながら通訳さんが日本語に訳すというやりとり。通訳の平良ベティーさんもホ・オポノポノに長年関わっていらっしゃる方で非常に内容がわかりやすく、ところどころに日本人向けに言葉を加えながらホ・オポノポノの考え方についてお話くださいました。

私も本を読んで以来、ホ・オポノポノの考え方を実践しているひとりです。ヒューレン博士のビデオも何度も繰り返し見ましたし、ハワイアンの教えというのは、ある意味日本人にも理解しやすいメカニズムと言えます。とはいえ、活動を広めるにあたっては資金が欠かせませんから、ほんのりビジネスライクな一面も感じました。(恐らくそう感じたのは私だけでしょうが・・・)それでもKRさんのお話は非常に貴重で3時間のお話の間に走り書きをしたメモは4ページ以上、興味深い資料もいただき、今後の人生にしっかりと役立てようと肝に命じました。

翌日は丸一日を休暇にし、広島の観光を楽しませてもらいました。基本的に旅行は一人旅派ですから、気の向くままに見たいところを直感的に訪れるようにしています。ただ、今回のハイライトは原爆ドームをこの目で見ること。何十年も日本人として生きてきましたが、ようやく教科書で終戦について習って以降、印刷物でしか見たことのなかった「原爆ドーム」に触れることができました。

当時のそのままの状況をできるだけ残しているとのことで、さすがに胸からこみ上げるモノがあります。原爆はドームのちょうど600メートル上で爆発し、半径2キロにも及び人や建物を崩壊させたと書いてありました。ありきたりな言葉になりますが、あらためて戦争の恐ろしさを知りました。そして同時に戦争の無意味さも感じながら、しばらくそこに留まり当時の悲惨な状況に想像が掻き立てられました。

他の国と比較して日本人の素晴らしいところは、こんな酷い目に会っても未だアメリカを憎むような教育を受けなかったこと。隣の国ではいまだに世界大戦中の罪について日本に責任を問おうと必死。ホ・オポノポノの教えも「問題解決はいつも自分自身の中にある」という考え。日本の復興が急成長し、世界の経済大国にのしあがった背景が、ここにきて理解できた気がします。

毎回ブログでつぶやいていますが、日本人は本当に素晴らしい人種。アメリカに住んでいた十代の時は日本人であることが苦痛で仕方なかった自分が、日本を知り歴史を振り返ることで、人間としての本質的に素晴らしい大和魂を垣間見ることができる。

素晴らしい歴史を持ち、安全でおいしい水が余るほどある。春夏秋冬四季折々の自然が豊富。しかも都会でも治安が最高、ハイテク設備は世界基準。こんな素晴らしい国は世界中どこにも存在しない。


※ホテルから見た広島の街並み(加工なし)


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