平和な午前
2021年12月も半ばに入りましたが、私の会社では今週あたりでいったん年内の山場を超えました。まだまだ案件は残っておりますが、今日は久しぶりに平和な日曜の午前を迎えています。
ガソリン価格の高騰で以前よりは電車に乗る機会が増えたのですが、以前に比べて電車は込み合っていますし、街は人であふれかえっているように感じます。忘年会のお誘いも増え(なかなか出席できませんが・・・)クリマスっぽい雰囲気があちこちに演出されている。まさにこれこそ年末のあるべき姿だと思います。
テレビでつけるとオミクロン株の報道ばかりで、不安を仰いでいますが、あまり不安にとらわれて生活の活動幅を制限されてしまうのは悲しいこと。まだ未知数の部分が多いですが、オミクロン株の死亡率や重症率の低さを統計で計る限り、個人的にはあまり悲観しなくてもよいのではないか?と思っています。アメリカの学者の中にはオミクロン株はコロナ終息の良い知らせと受け止めている方のインタビューを読みました。
1918年に世界で大流行したスペイン風邪では全世界で4000万人の方が亡くなったとのこと。対して、ここ2年間にコロナに感染して亡くなった総数は2021年12月19日の現時点で536万人となっています。1980年代から続いているエイズ感染症ではピーク時の約20年間で2500万人が死亡との統計がありますから、この2年間に起きたコロナの勢力がどれだけ大きなパンデミックだったかは誰の目にも確かなこと。人々が亡くなってしまう傍ら、生き残っている私たちは自分たちの生活と向き合い、見つめなおすという貴重な体験をさせてもらったわけです。
私もコロナに感染し、発病するとどれだけ辛いかを体験しました。感染してひとつだけ理解したのは不必要に恐れることはないということ。適切に治療を受けられれば死に直結する確率は低くなる。またコロナ患者になったからこそ、感染した方の気持ちも察することができる、そう受け止めています。
毎日忙しく仕事ができたり、飲みに誘われて行けなかったり、平和な日曜日の午前を過ごしていることは幸せなこと。あらためてそんなことを考えました。
↑こちらは昨日の現場。この会場のプロジェクター設置工事は数年前に私が担当しました。とてもきれいに投影されています。
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