男女は違う生き物
数年前に読んだ本で「話を聞かない男、地図が読めない女」アランピーズ著という書籍があります。
この本は男女の思考の違いについて面白おかしく徹底分析をした本で日本でも大ベストセラーになりました。最近の人気YouTuberでよくある男女の行動分析を説いている方々は、ことごとくこの本を参照していると思われます。
で、この方もその一人のように思います。
彼はホスト時代に培った女性への接客経験を元に、モテたい世の中の男性たちの良きアドバイサーとしてチャンネルに人気を博しております。
そして同様のYouTuberの女性版はこの方でしょう。
彼女は銀座ホステス時代に得た数万人の接客経験から、女性ならではの視点でモテ男になるためのテクニックを紹介しています。要するにこの2つのYouTubeチャンネルを見て実行していれば、イヤでもモテる男になれるハズ。多分・・・・
私が伝えたいのはそこじゃなくて、アランピーズの「話を聞かない男、地図が読めない女」で取り上げている男女の行動分析について。先ほどの2人のYouTuberさんも取り上げている共通点は、この本で紹介されている男女の生物学的な観点。
話は人類が狩りをしていた時代にさかのぼり、その脳科学的な構造は現代も変化がない点についてあげている。要するに人間の脳は本能的に何万年も進化しておらず、本書に書かれている男女の違いについて理解を深められれば、男女の違いを認識し、お互いに歩み寄ることも簡単になる、ということ!
その中でも私が一番印象的だったのは、男女のコミュニケーションに関しての説明。男は行動で物事を判断するが、女性は言葉で伝えることが大切という観点。その特徴は
●男性:左脳派
一日に発する単語のキャパ数が少なく、仕事後は口数が少なく静けさを求める。短く論理的に単刀直入に話し、定義や論理を振りかざして優位に立とうとする。
●女性:左脳右脳派
話すことで憂さ晴らし。話すことで絆を深め、ストレス解消手段となり心の支えになる。とにかく話を聞いてほしい。複数の話題を話しながら、周りの話も聞ける。定義より声やボディランゲージに情熱を込める。
また女性は、物より人間とその関係に興味を持ち、話題は人間関係にまつわることばかり。感情を司る部分が他の機能と連動しているので、感情的になりやすい。愛、ロマン、会話が欲しい。悩みや愚痴を話すのは気晴らし、不安やストレス解消に過ぎず、解決策や結論など求めていない。
ここで理解できるのは、女の軸はおしゃべりを基本としたコミュニケーションが最も大切で、それによって人間関係や愛を構築している点。
だから男性が女性に毎日「愛してる、愛している」と伝えていると、好きでもない男性でも根負けしてして惚れてしまうという話もうなづけるわけです。
男女の脳の違いを理解し、お互いに違う生物であることを認め合うことで、より良い関係が構築できるということです。男女で共通しているのは「人間」ということだけ。それ以外はすべて別物という結論です。
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