塩の知識

神棚のお供え物が酒、塩、米であることからわかるように、古くから日本人の文化には塩が大切な役目を果たしてきたのは事実。しかし現代では塩の大量生産化が進み、天然塩は姿を消し、スーパーで販売されている「食塩」には精製された塩化ナトリウム99.9パーセントのモノが平然と並んでいる。

いわゆる「塩分の取り過ぎには気を付けろ」的な論調をほとんどの国民が信仰し、塩は高血圧の元として悪魔扱いされている。その誤解を覆すのがこの本↓

日本人には塩が足りない

塩不足が現代病をもたらせていることを指摘。天然塩をしっかりと摂取することで、体の健康や心の病も補えると説いており、読者からはしっかりと塩を取ることでアトピーが治ったとか、体の調子が良くなったとか多くの声が寄せられている。

そういえば私の大好きな斉藤一人さんも、風邪をひいた時や体調の悪い時は天然塩を舐めろと言ってました。

という自分も5～6年前までは家に常備しているのは食塩だけ、塩の重要性など気にも留めていなかった。私が塩の価値観を見直す機会となったのが「岩戸の塩」に出会ってから。

私の知る限りでは、ここの塩は世界一。生産者に直接お話を聞くことができて、その話の内容に度肝を抜かれた。昔ながらの生産法にこだわって、海水をくみ上げる場所や正確な時間、そしてガスを使わず塗料が付着していない薪を炊き、時間をかけて海水を煮詰めるという。その過程を実際に見せてもらい感動すら覚えた。

詳しくはこちらを参照
https://www.iwatokan.com/shio/making.html

岩戸の塩は兼設されている旅館で販売しているが、ここに宿泊したことのある人でないと売ってくれない。ここで生産される塩は大量生産ができないため、本気で岩戸の塩を必要な人にしか売ってくれないのだ。

体調がすぐれない方やアレルギー体質の方、やる気が起きない方など、普段使っている塩から天然塩に変えてみるだけでも確実に効果があるからトライしてみて欲しい。

ちなみに岩戸の塩が手に入らない時に自分が普段持ち歩いているのは、この塩。低温の釜でじっくり海水を煮詰めた塩で、ミネラル成分とサンゴカルシウムが豊富。飲食店は食塩しかないので、バックに入るこのサイズ感はお手頃。

たかが「塩」と思っているあなた！塩への意識を変え、正しい知識を持つと人生さえも変わりますよ