2023-02-19

面白くない本を阻止する

個人のビジネス戦力において、自分を売り込むためのツールに「本を出版する」という方法があります。

今は昔と違って、誰でも簡単に本を出せるようになりました。そして、作った本はアマゾンなどで簡単に一般へ向けて電子書籍として流通することも可能になりました。

だから自分の手がけるビジネスの分野で専門的な本をリリースし、その分野の第一人者として売名することができる。

世の中の人は「本をリリースしている」と聞くと、その分野では大物だと勘違いし兼ねませんから、効果は絶大。作者である彼を見る目が尊敬へと値するようになり、手がけるビジネスの繁栄にも影響を及ぼすことになる。

しかし、その副作用でアマゾンで書籍を検索したり、Kindle Unlimitedなどの利用者が大量にあふれる書籍の中から本当に面白い本を探し当てられる確率が悪くなりました。Kindle Unlimitedは書籍のサブスクリプションなので、間違って面白くない本を選んでしまっても大した傷は負いませんが、購入してしまった場合はそうはいかない。

昔のレコードのジャケ買いと同じように、タイトルに魅かれて購入した本が面白くなかったってことは多々起こりえる。でも、それも含めて本選びというのはワクワクするからリスク内と考えるしかない。逆に、全然名の知れない作者の本が飛び切り面白かったりして、宝くじを当てたような気分になることもある。

昔と違ってDJが重いレコードを持ち歩かなくても済むように、現代の読書家はスマホひとつに何万という本の選択肢がある。この恩恵に授からない手はない。だから私は積極的にデジタル書籍やオーディオブックを利用している。

もちろん、私も本の紙質が大好きなので、気に入った本は書籍で買いなおし何度も読み返す。電子書籍でサクサク読む本は違う価値観があり、私の場合は内容を知りたいだけの時は速読法はを使う。速読には漢字だけを読んで、他のひらがなやカタカナは読み飛ばすといったやり方。まともに読むよりも5倍くらい早く読めるのでお勧め。またはオーディオブックなら3倍速くらいで聞けば、脳も活性化して一石二鳥だ。

書籍のデジタル化が進む中、本に触れる機会は不思議と以前に増したが、本の選び方は格段に難しくなっている。面白くない本に時間を無駄にされないためにも、本を選ぶ技術を身に着け、磨きをかけたい。


にほんブログ村 音楽ブログ DJ(クラブ・ディスコ)へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください