笑ってみる、泣いてみる
「笑う門には福来る」と言いますが、何にもいいことが無くても、ただ笑っているだけで人は幸せになれるといいます。
良いことがあるから笑うんじゃなくて、笑っているから次から次へと良いことが起きる。それこそが自然の法則でハッピーになるための理論です。不平や文句ばかりつぶやいて、しかめっ面をしても、神様は味方してくれないって斉藤一人先生が良く言ってますから。
では、泣くことはどうなんでしょう?実は泣くことは笑うことよりも体の免疫力を上げる効果があるとのこと。
もちろん、泣くことの事情にもよりますが、私が伝えたいのは感動をして流れ落ちる涙のこと。
みなさんは「らくだの涙」という映画をご存じでしょうか?
ストーリーを明かしてしまうと、モンゴルの遊牧民が育てていたラクダに子供が生まれ、その母ラクダが育児放棄をしてしまう話。ラクダの赤ちゃんが乳をもらいに来ても蹴って追い払ってしまったり、全く子供と関わろうとしない。子供は徐々に衰弱してしまうのですが、遊牧民にとって貴重なラクダの命を失うわけにはいかない。
そこで家族が編み出した施策はモンゴルの伝統楽器「馬頭琴」の奏者を町から連れてくること。奏者が母ラクダに向けて馬頭琴を演奏をしていると、母ラクダは大粒の涙を流す。その後、母ラクダは子供のラクダに寄り添うようになり、親子の縁が戻る・・・という話です。
このように「泣く」ことのパワーは魂を揺さぶる感情。感情が心に与える影響がいかに大きいか?ということを例えたかったんです。
笑うことも、泣くことも、人間にとって(動物にとっても?)必要な行為で魂を開放してくれます。
最近なんだかつまんないと感じている人は、まずは嘘でもいいから「笑ってみること」をお勧めします。そして感動的な映画や音楽を観賞して涙を流せれば完璧、あなたの心に幸福感が流れこむでしょう。
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