やりたくないことをやらない
何年か前に比べて、今の生活は非常に楽になりました。というのも毎日たくさん無駄なことをしていたのを止め、やらなくてもいいことを見極めるようになりました。
そして極めつけですが、やりたくないことをできるだけやらないようにもしました。「やりたくないことをやらない」と言うと、大人っぽくない表現に聞こえます。社会人なんだから「やりたくないこと」は避けられないでしょうと考えるのが普通です。
言い方を変えると「やりたいことに集中する」ということでもあります。そしてそれ以外は後回し。お金を払って人にお願いすることもできますし、私がやりたくないことでも、他の人にとっては得意なことだったりします。だからそのような方にお願いすればよいのです。
例えば細かい事務処理。小さいながらも会社を運営するにはお金の流れを知っておくことは必要です。時には無駄な出費はないかチェックしたり、キャッシュフローに滞りがないように収支を管理するのは会社を運営するうえで最低限必要です。しかし、そればかりに気を取られていたら攻めに出ることをためらったり、不要な節約に走ってしまったりと何のために自分の好きなことを仕事にしているのかわからなくなります。
だからそういうことは専門の方にお願いする。嫌いだからやらないではなく、もっとやるべきことに集中するということです。
これは一例に過ぎませんが、私たちは普段から「やらなくていこと」をたくさんやっていて、習慣化してしまうと何の疑いも持ってません。その日報は本当に必要ですか?そのミーティング本当に必要ですか?その面談、スカイプで済ませられませんか?などなど。
やらなくていいことをハッキリさせると、やるべきことが見えてくる。これからも私は不要な作業をどんどん捨てて、すっきりシンプルにさせたい。まだまだ捨てきれないのが現状ですが、やるべきことにもっとフォーカスして得意分野を伸ばして行きたいと考えています。
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