喜ばれると嬉しい
ヒトというのは動物の一種で生きるために食べたり、寝たり、子孫の残すために繁殖?をしたりと他の動物と変わらない習性をもっているもの。
動物とヒトの違う所は沢山ありますが、例えば文字を書いたり、言葉を使って話をしたり、学習能力の高さ、理性の元で行動するなど優れた点が沢山あります。
だからと言って、私は動物よりも人間の方が優れているとか、植物よりも人間の方が優れているとは思いません。神社に祀ってあるような神木は私達よりも何年も前からこの世の中を見ている先輩ですし、地球は休みなく回転し続け、太陽は数万年に渡って燃え続けている。その中で生きている動物やヒトであり、宇宙の中の鉱物や生物でどれが一番かを決めるのはナンセンス。
ただ、一つだけヒトが持っている素晴らしい本能は、宇宙の中でも最も素晴らしいと断言できる本能がある。それは「人は喜ばれると嬉しい」という本能。
ヒトは一人で生きていると動物的な「ヒト」であり、人と人の社会の中で生きて行くと「人間」という素晴らしい生き物になります。人間は社会生活の中で自分の仕事や使命を通じて「人に喜ばれる」という快感を体験するために生きているのです。
どんな人間にも役割があって、価値のない人間はこの世に存在しない。
だから、どんなに自分の利益を追求して自分だけ潤っても、どんなにお金を稼いで自分だけがおいしいおもいをしても、自分にしか快楽の方向を向けていない人は心が満たされることはありません。お金を稼いでも稼いでも「もっと、もっと」ってなるんです。
人に親切にして、相手から喜ばれる事。それこそが唯一人間の心が満たされ、結果的に人に親切にすることは自分が一番満たされることへつながる。
「人に喜ばれる存在」というのはどんな動物にも、どんな生物にも、どんな宇宙方程式にも存在しない素晴らしい人間の本能であり、人間こそが神様が作った最高傑作という証だと思います
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