日本人DJが知らないアメリカ人が絶対に盛り上がる曲
今日は数々のアメリカ人のパーティーDJを経験してきた立場から、日本人DJが知らないアメリカ人が絶対に踊りだすLine Danceについて記述したいと思います。キラーソングの中でも最高峰なので、企業秘密にしておきたかったのですが公開しちゃいます!
ラインダンスとは若い方からご年配の方まで、誰もが知っている曲を皆で同じステップで踊る曲のこと。ウエディングなどのファミリー向けパーティーはもちろん、若い方が集うクラブパーティーでもリクエストされる確率は高く、この曲をDJがプレイするとダンスフロアはたちまち人で溢れかえり、踊らないアメリカ人はほとんどいないと言っても過言ではありません。もちろん曲のぶっこみ方やプレイする時間も考慮しなければなりませんが、私の経験上では100パーセント絶対に盛り上がる曲と言えます。(※アメリカ人以外や白人系のパーティーは除きます)
本日取り上げるラインダンス曲は80年代にヒットし、現在も愛されている3曲の紹介となります。正確に言うとリリースされた当時からラインダンス曲として人気があった、と言うよりは長いパーティー文化を通じてラインダンスの定番になった曲と言った方が正しいでしょう。2020年4月時点(今はコロナの影響でパーティーはできませんが・・・)で成功率100%、どんなヘボDJでもアメリカ人を躍らせることが出来る、DJにとっては喉から手が出るほど有料級の情報です。今まで日本人のDJの中で、これらの曲が盛り上がると知っているDJに会った試しがありません。
まず1曲目
1981年リリース「Maze / Before I Let Go」
R&Bチャートで最高たったの13位です。ポップチャートではかすりもしていなく、全然流行っていた曲ではありません。しかしこの曲はキラー中のキラーソングです。黒人のオーディエンスは若い子から年配のおばちゃんまで確実に踊りだします。昨年ビヨンセがライブ盤でカヴァーしていましたが、全然その前からラインダンスのド定番曲でした。ラインダンスの定番なのでビヨンセがカヴァーした、というのが正確な言い方です。
2曲目
1986年リリース「Cameo / Candy」
ポップチャートで21位が最高。しかしこの曲は盛り上がり方は度肝を抜きます。日本のベテランDJなら「Word Up」をプレイしがちですがアメリカ人を盛り上げるには断然こっち。20代の子も飛び上がるほどメチャクチャ反応します。そして見事なまでにダンスフロアの全員が同じステップを踏み出します。
3曲目
1982年リリース「Marcia Griffiths / Electric Boogie」
超ド級の鉄板曲。ほぼ、このビデオのように全員が踊ります。アメリカ人以外にもフィリピン人も大好きで、80歳のおばあちゃんまで杖をついて踊りだします。リクエストをされる時はほとんどの人が「エレクトリック・スライド」という曲名を伝えてきます。もしこの曲を持っていないDJがいたとしたら殺されかねませんので、気を付けましょう。(本当です!)
以上、日本人DJが知らないアメリカ人が絶対に盛り上がる3曲を紹介しました。
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