2019-11-08

Christmas Events

毎年12月は和気あいあいのイベントで目白押しになります。10月~11月は企業イベントのピーク時期で、それに比べ12月はもう少し緩いイベントが多い気がします。

「緩い」という言い方が的確かはわかりませんが、日本では忘年会的なパーティーが増え、アメリカ人のパーティーはHoliday Party(クリスマス)のお問い合わせが入ります。企業イベントのピリピリとは違い、とても穏やか。

横須賀基地でDJの籍を置いておりますので12月は突然パーティーが入ることが多い。しかし横須賀基地で働いている方々は海兵隊ですから急に船を出さなければばらない国際的な事態があり、突然のキャンセルも多々起こります。キャンセル事情にもよりますが、さすがにそのような際にキャンセル料を請求するのはためらいがありますが、多忙時の予定がスカーンと空くので経済的ショックに陥ります。

さて、クリスマスパーティーに関して拝見しているとアメリカ人のパーティーと日本人のパーティーでは大きな差があります。アメリカ人のクリスマスではド定番のGive Away(抽選会)は絶対的に外せない催し物でしょう。注目すべきは景品の凄さ。ディナーやクルーズの招待券、PCやテレビなど高価なモノはかなり盛り上がります。

パーティーの流れですが、夕方ころから自由参加で1時間ほどカクテル・パーティーがあり、席には座らずにお酒を飲みながら参加者と交流を楽しむ時間。日本のウェルカムドリンクのような時間ですね。日本ではすぐに席に座ってしまう方が圧倒的に多い。この時間はDJとしてクリスマスソングなどをBGMとして流すことがほとんど。

そしてパーティーの司会者や主催者、またはそのグループのボスからスピーチなどがありディナータイムと突入。1~2時間くらい食事を楽しむのですが、その際に必ずDJがディナーミュージックをプレイ。私の場合は誰でも知っている古いポップス(ビリージョエルとか)をプレイすることが多いです。

そして抽選会はディナー後に何度かに分けて行います。高価で誰もが欲しくなるような景品ほど(大型テレビなど)後半に発表し、沢山の方にパーティーの最後まで残ってもらえるよう図ります。そしてその合間がダンスタイム。30分ダンスタイム、10分抽選会を1クールに4~5回くらいはやるでしょうか?途中音楽が盛り上がり皆が踊りを楽しんでしまうと、抽選会をやる度に音楽が止まるので嫌気がさすことも。

ほとんどのゲストは最後の抽選発表が終わると帰り支度を始めるのですが、よっぽどDJが盛り上げている時などはダンスフロアから人が離れないことも。そこはDJ次第ですが、だからこそパーティーDJを選ぶ主催者は良いDJを探すのに一苦労。腕利きDJは需要があるのです。

このような感じで私が毎年経験しているアメリカ人のパーティーを紹介させてもらいました。

あらためてDJの仕事は「楽しませた分のお金をいただく」ということが重要。経験値がモノをいう厳しい世界です。


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