2部制ウエディング

先週末は10月の葉山にて屋外挙式もあるウエディングの音響を担当させていただきました。

パーティー会場はレストラン内で、挙式は海にて誓いを立てるという素敵な構成でした。ここの所多いのですがパーティーは2部制で、1部は親族や仕事関係の方をご招待し、2部はお友達のみ、セッティングを含めると12時間超えの盛りだくさんな内容となりました。

朝方は大雨が降っており、予定していた屋外の挙式が危うかったのですが、昼には雨が止みレストラン横に位置するビーチの砂浜にてロマンティックなシーンを演出することが出来たと思います。

今年は屋外ウエディングが多く、電力を供給する発電機が大活躍。発電機があれば実質どこでも音響はできます。ウエディングの演出で音響（音楽と音声を届ける役目）は非常に大切なので、そこは腕の見せ所です（笑）

今回の新郎新婦様とは事前に対面にてお打ち合わせをさせていただきまして、好きな音楽の趣味もしっかり調査済。私も大好きなソウルミュージックの名だたるアーティスト名が勢ぞろいで、打ち合わせ中は少々興奮しました。

当日は朝からモータウンヒットなどをプレイした後、1部のご家族やご親せきが集まるパーティーでは70年代を中心に自分の親世代の音楽（カーペンターズ、ビーチボーイズ、サムクックなど）の歌声が会場内を和ませました。音楽をプレイする時は流れを作ることが非常に大切なのですが、そこは私のようなDJは心がけている所で、会場のPAさんにはイメージしにくい技の部分だと思います。

2部のお友達が集まるパーティーは世代のピンポイントを狙って、誰でも耳にしたことのある洋楽を中心にボリュームも少し大きめ。皆さんかなりお酒が進んだようで、フレンチレストランとは思えない異様な盛り上がりに！さすがに苦情が来てしまうかも？！と思いましたが、それはセーフのようでした。

新郎新婦様が音楽が大好きで、しかもある程度お任せいただけるような現場では私も期待に応えようと最大限に頑張っちゃう傾向があるようです。この日のパーティーは参加されたゲストの皆さんが常に笑顔でお二人の幸せを祝福しておりました。まさに理想のウエディングと言えます！

私の記憶にも永遠に焼きつくような素晴らしいウエディングとなりました。