対人関係をラクに
対人関係で悩んでいる人は円満に解決できる方法があります。
どこの組織にも自分にとって苦手な人はいますし、怒ったり怒鳴ったり取り扱い不明な人間はどこにでも存在する。一番いいのはそのようなタイプの人と関わらないようにするのがベストですが、会社の中だと毎日顔を合わせるのでそうもいかない。
わたしが特に苦手なのは攻撃的な人間。持論をまくしたて自己主張ばかりするタイプ。その人の展開する持論というのは、その方の人生経験から得た結果でしかなく、全ての人に当てはまるわけでは無い。100人いたら100通りの人生があるのですから、どんなに正論であっても聞いている相手からすると心には響かない。
心に響く言葉とは相手を思いやる優しさがあることが前提で、自分の人生経験や都合のいい主張ではない。規則やら真実やらを押し付ける人がいますが、人々が求めている答えは果たしてそんなことなのでしょうか?
話は戻りますが、苦手な対人関係を克服するには方法は一つしかないんです。
まず知っておくことは、相手に自分のことを分かってもらおうとか、相手の人格や人間性が変わることに期待しない事。特徴的な性格の方はそれも含め「その人」を形成してます。相手は絶対に変わらない。
もっと分かり合えたらいいのにとか、もっと働いてくれたらいいのにとか、もっと優しく接して欲しいとか、そんなことを期待しちゃダメです。相手は何も変わりません。だったらどうするか?
そう、自分が変わるんです。
自分が柔軟に変化すること。それこそが人間力であり、人格者というもの。相手への愛情を失うという意味ではありません。
自分の価値観をやたらに押し付ける人なら、それに対して「そんなの絶対違うだろ~」と反論するのではなく「へえ~そんな考え方もあるんだ」と捉える。
もちろん、その言葉が凶器となり、いじめや暴力に発展すると話は別ですが、自分の心構えを柔軟に七変化させることで相手のナイフのような言葉にも自分が動じなくなります。あなたはあなたの価値観を持ち続ければいいし、自分もそれを人に押し付けてはいけない。
とは言え難しいことなのは承知ですが、相手に理解を求めるのではなく、自分の対応能力を磨くことがラクチンに生きて行くコツなのではないかと思います。
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