正しいCMの見方
テレビのCMを見ていて思ったのですが、ほとんどのコマーシャルが似たような手法で自社の商品を宣伝していることに気づきました。
これを見ている皆さんにも是非次のことを意識しながらTVコマーシャルやショップチャンネルを見てほしいです。
1. 最初に不安をあおる
例)台所には病原菌となるカビが目に見えないところで沢山繁殖している
2. 解決法を見出す
例)この薬剤を使えば、台所の隅々まで除菌ができて菌から家族を守ることができる!
これは一例にすぎませんが、まずは視聴者の不安をあおるような映像やイメージを植え込ませる。そして次に解決法として売りたい商品を紹介する。ほとんどが同様の方法で自社の商品を宣伝しています。
海外でも同じような手法を見かけますが、一昔前のアメリカは露骨にライバルである競争相手と比較したCMを印象深く記憶しています。例えばペプシ社がコカ・コーラーと商品を比較するCMは有名でした。仲良しこよしが風潮の日本でこのような露骨なCMを打ったら、競争相手に激怒されてしまうでしょう。
話は戻って、万人が気になる不安をあおるモノの売り方ってどうなんでしょう?思考停止状態の受け身人間にとっては、かなり効果があるので、この種のCMが後を絶たないのでしょうが、冷静に物事を判断できればわかるはず。そもそもその商品は自分に必要なモノなのか、企業が自社の商品を売りたいがために作り上げた話なのか?
そういった視点でCMを見ていると、どう考えても企業の策略にハマりそうなCMばかりに聞こえてしまうから不思議です。
人を疑うことはあまり良いことではありませんが、CMを疑ってみることは不要なものを増やさないためにも是非試してみるといいですよ。
↑この写真は今日のトピックとは関係ありません。本日ご依頼を受けたウエディングの現場になります。
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