あなたの短所が幸せを呼ぶ
皆さんは自分の長所と短所を直ぐに答えられるでしょうか?で、特にスポットを当てたいのはあなたの「短所」について。
直ぐに答えられる人は既に人生を上手に生きている人。自分の短所を認め、短所を許し、他人に助けを求めることができる人。
私も若いころは自分の短所を克服しようと、努力のようなことを繰り返してきましたが、それは時間の無駄と分かった。
世の中に完璧な人間などどこにも存在しません。みな短所があり、長所もある。
短所だけしかない人はいないし、短所が全く無い人もいない。ほどよく短所があって、それを補うために商売とか会社とか友達とか家族とか夫婦の関係性が成り立つ。要するに、みな短所があるからそれを補うために人間社会が成り立っているということ。
だから今日から思い切って自分の短所を認めて、ダメな部分は誰かに補ってもらった方が世の中のためになる。あなたのダメな部分を買ってくれる人がいるこそで、彼らの存在価値が成り立つ。
世の中の人が全て完璧な人間しかいなかったら、誰も他人を頼ることはないし、誰も助けを求めなくなる。みんなが自立して個別に生きて、人と関わることすらなくなると、つまらない世の中になってしまう。
お金の計算が苦手な社長さんが存在する一方、数字に強い会計士さんや税理士さんがいる。
機械に弱い主婦が存在する一方で、電気工事屋さんのような人がエアコンを取り付けてくれる。
食事を作るのが苦手な人は、定食屋に行って晩御飯を楽しめばいい。
そう、苦手なことや自分の短所は他人に任せることで、その人の仕事や生きがいを共有するという幸せを生む。
だから「私はこれはできません。あなたにお願いします!」って任せちゃえばいい。
そうやってみんなが支えあって生きてく方が楽だし、ハッピーになれる。自分の苦手なことや出来ないことを努力して克服することは、他人の幸せを奪うこと。
最近はそんな風に考えるようになった、そんなお話でした。
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