オンキョーとのお別れ
私が長年応援していた、日本が誇る音響機器メーカーの「Onkyo」が8月1日で上場廃止になります。
Onkyoはわたしの子供時代はサンスイなどと並んで、日本が誇る玄人向けの素晴らしいオーディオ・ブランドでした。バブル崩壊後は経営難に苛まれながらも、米ギブソンと資本提携をしたり、パイオニアのAV事業を傘下に収めたりしましたが回復することは出来ず。
わたしがOnkyoの株式を取得したのは結構前ですが、本日の相場を見ると最後の取引日だけあって株価はストップ安の1円となっており、私のオンキョー株は全て紙くずと化しました。本日も売る気はないので、このまま持ち続けようと思います。
今のオンキョーを見ていると再上場はまずありえませんし、再上場したとしても株の価値が引き継がれることはない。上場廃止となって減資をする場合、ほとんどが100%減資となり、100%減資をして再上場した場合は古い株の売買できません。
再上場という面では、私の大好きな「ローランド」という電子楽器メーカーが過去に上場廃止になり2020年に時価総額800億円規模で再上場をし大きなニュースになりました。コロナ禍で電子楽器やビデオ機器などの需要が急増し、上手く時代の追い風を受けた企業として復活しました。
企業を応援してくれる株主がいるからこそ株式会社の資本は成り立っております。自分が上場会社の社長で上場廃止に追い込まれたら、株主をこんな気持ちにさせるんだ・・・ということが分かっただけでも良い勉強になりました。割高な勉強代ではありましたがね・・・
企業は会社を応援してくれる人の為に常に進化し、魅力的な商品やサービスを開発し続ける使命がある・・・という単純なことです。上場廃止になってもオンキョーという会社が無くなるわけでは無いので、私はこれからもオンキョーを応援し続けます!
コメントを残す