2021-07-16

レッドボーイ

今朝、事務所で仕事に入る前にネットサーフィンをしていたところ、気になった記事があったので何も考えずにクリックをしました。

すると、あまりにも衝撃的な映像が出てしまい背筋は凍り、足がガタガタと震える事態に。あえてここにその記事をあげませんが、間違って見てしまったらトラウマになりかねません。私はその映像を見た後にしばらく気持ち悪くなってしまいました。(今でも思い出すと怖くなります)特に未成年の子供は絶対見るべきではない。

記事の内容はアメリカL.A.ベースのIndian Red Boy(インディアンレッドボーイ)と言うラッパーがインスタライブ中に銃殺されるという内容でしたが、彼が微笑みながらインスタライブをやっている様子から銃殺されるまでの一部始終の映像がまともに残っていたんです。撮影中に彼が10発以上の銃弾を受けている様子が鮮明に録画されています。このような映像が拡散され、世界中の人がアクセスできてしまうことはネット時代の恐ろしさ。

彼がなぜ?どうして殺されたのか?真相はわかりません。2021年7月14日付けのYahoo USによるとその理由は、ギャング集団ブラッズ派の被害者レッドボーイが2019年に殺害されたNipsey Hussle(ニプシーハッスル)のことを軽視した内容をYoutubeに動画をあげていたとのこと。Nipsey Hussleはクリップス派として知られていますが、その報復として命を奪われたらしいのです。

若き21歳の青年がいとも簡単に命を落とし、その様子が世界中に拡散される。ネット世代のクレイジーな側面・・・

私がアメリカに住んでいた時も感じましたが、日本とアメリカの社会を比較して圧倒的に感じる違いは、生活に「銃」と「麻薬」が蔓延っていること。これさえ無ければ、アメリカって最高の国なんです。

銃が人を殺すわけではありませんが、麻薬で頭の狂ってるヤツでも銃を持てることで簡単に人の命を奪うことができてしまう世界。これは日本に長く住んでいるアメリカ人がアメリカに帰りたがらない原因のひとつでしょう。ちなみに私がニューヨークに住んでいた80年代後半のスラム街では、たったの20~30ドルで殺傷能力のある銃を手に入れることが出来ました。

オバマ大統領でもアメリカの銃規制を仕掛けることはできませんでしたから、既得権益で銃規制が政治的にガードされているアメリカの銃問題は誰も手を付けられないほど根深い問題。銃が簡単に入手できる限り、無駄に若い命が失われる解決への糸口が見つかることはない。


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