本州のトウキビ
本州の人が北海道へ旅行などに行って食べるモノで、一番驚かれる食べ物にトウモロコシがあります。道内の人間は通称トウキビと呼び、夏が収穫時期で本当に美味しい食べごろは8月初旬でしょうか。
トウキビは1年に1本から2回収穫できますが、2回目の収穫よりも初回の方が絶対に味が濃い。北海道では朝もぎたてのトウキビをすぐに、ビックリするほど塩分濃度の高い熱湯で茹であげて冷蔵庫に入れ、冷やして食べます。
これを食べた本州の人は度肝を抜かします。信じられないくらい美味しいからです。こんな美味しいトウキビは生まれて初めて食べるのでしょう。およそ99パーセントの人が今まで食べていたトウモロコシは何だったのか?と疑うようです。言い遅れましたが「本州」とは北海道以南の日本列島のことです。
そんなことで、私もトウキビLoverのひとり。今住んでいる千葉県でもトウモロコシは取れますが、トウキビではありません。
それでも、これは美味い!と目を丸くするような美味しいトウキビの同類が存在し、その旬がまさに今。その正体はこれです↓
ベイビーコーン
ベイビーコーンは缶詰が有名ですが、これを食べてしまうと「今まで食べていたベイビーコーンはなんだったのか?」と、二度と缶詰は食べられなくなります。生のベイビーコーンは2~3週間しか出回らないので、八百屋などで見つけたら迷わず購入してください。
こいつは本体も旨いのですが、絶対的にヒゲが旨い。缶詰にヒゲは入っていないので生でしか味わうことができません。
食べ方はヒゲの部分はホイルで焦げないように包み、魚焼きでコーンの皮が少し焦げるくらい蒸し焼きにするだけ。超簡単レシピです。これにちょっと高い美味しい塩を付けて食す。それだけで鼻血が出るほど美味しい。
最高に美味しいのは本体ではなくヒゲの部分なので、間違ってもヒゲを捨てないようお気を付け下さい。
コメントを残す