再会の記録更新

私は幼児期を祖父母に育てられました。祖父母は熱心なクリスチャンで私もその影響で小さい頃は毎週カトリック教会へ通い、聖書の勉強をしました。

私の場合はそこまで真面目ではないので、今は教会へ行ってませんし、聖書を暗記するほど熱心ではありません。しかし今でも神様の存在は確かに信じていますし、子供の頃に教会で教わったことは身体に染みついているのを実感します。

特に印象深いのは毎年のクリスマス・シーズンでの出来事。勉強会の強化合宿みたいのがあり、つらい思い出が多いのですが、要するにクリスマスに向けて讃美歌を覚えたり奉仕の学びなど多くのカリキュラムをこなします。

2019年の12月に里帰りした際、何十年振りにその教会へ行く機会に恵まれ、それがちょうど12月24日のクリスマスイブでした。キリスト誕生の前夜祭ミサに参加したのですが、驚いたことに讃美歌のオルガン演奏が始まるとスラスラと歌がうたえる。次から次へと口から歌詞とメロディーで出てくるではありませんか！これには驚きでした。

そしてもっと驚いたことに、私が通っていたクリスチャン系の幼稚園の担任先生もそのミサに参加しており、半世紀ぶりの再会を果たしたこと。

↑これはその先生からもらったクリスマスカード

半世紀ぶりだというのに、彼女は私の記憶の人物像と全く変わっていない。現在は園長先生になっていたこと以外は面影や優しい話し方も当時のまま。

私の人生で再会できた、もっとも古い再会記録となりました。それにしても嬉しかった！