2022-10-25

フェスのようなウエディング

2022年も音響チームとして屋外ウエディングに明け暮れた1年でした。先週末に私が担当したウエディングは恐らく今年最後の屋外ウエディング。そう、もう10月末ですから寒さも限界、これが最後になるハズです。

それにしても、今回のウエディングは10月にして真夏のような太陽に恵まれました。このウエディング規模はまるでフェスのようで、総勢260名が参加、東京都内屋外のBBQ場で盛大に行われました。

そして私は頼まれてもいないのに、勝手にDJスタイルで音楽をかけまくり。なんと新郎新婦が50代という嬉しいカップル。世代が同じと言うこともアリ、妙なテンションで選曲を楽しみました。

またパーティーは5時間という超ロングパーティー、飲み放題も5時間ですから、酒スキにはたまりません。。。これは正に自分が参加したくなるようなウエディングです。

酒のアテはもちろんBBQ。美味しそうな肉や料理が並んでいて、お肉の焼ける香ばしい香りにノックアウト。お腹がグーグーと鳴ります。美味しそうな肉を横目に「これは何かの罰ゲームか?」とヨダレがしたたります。

ある程度の年齢のカップルがご結婚をされる時に、いつも思うことがあります。今回のカップルは50代、人間的に成熟したもの同士が結ばれる背景には、強い想いや、ある種の決意が感じられる。

それを痛烈に感じるのは、挨拶の言葉でお二人が放つ言葉。20代の若いカップルのような「愛している」とか「恋してる」のような熱々恋愛を通り越し、お互いのことを許し合い、理解しあって打ち解けた大きな愛情表現が見て取れるんです。

50代ともなると、お互いに散々色々な経験をしているわけだし、お互いの悪いところも理解しあっての結婚。それがゲストへの挨拶の言葉の至る所に感じる。若いカップルが台本を読んでゲストに自分の想いを伝える姿に対し、成熟したモノ同士の挨拶言葉は台本無し。自分の言葉で次から次へと周りの環境に感謝をしている姿が人間的な重みを感じさせる。いつも考えていることだから自然に言葉がリリースされる。普段考えていないようなことを言おうとするから台本が必要なんです。

50代のカップルですから、もちろん集まるゲストも50代以上。彼らを見ていると、もっとも日本人でパワフルな世代というのは50代~60代ということを確信。そりゃ、バブルを体験して遊び方や楽しみ方を知っている世代ですから、トコトン楽しむんです。でも大人だから周りに迷惑をかけない、そこが凄いところ。

日本人の50代って最高です。私は年齢を明かしませんが、彼らを見ていると同世代であることにプライドを感じますし、この世代に生まれて良かったと実感します。

50才を過ぎて結婚ですよ。夢があります。


にほんブログ村 音楽ブログ DJ(クラブ・ディスコ)へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください