ビックバンドが最高過ぎる件
最近はウエディングの仕事は他のスタッフにお任せをして、私はイベントの企画書を作ったり予算の管理をしております。
DJと音響の会社を10年以上続けてみて、ある程度の手応えは感じることが出来ました。今年は新事業への転換期と考えており、事業再構築補助金などを使って映像制作(主にドキュメンタリー)に精を出そうという方向。事務所にこもってシコシコと書類の山と戦う日々。アーティスト指向の自分には苦手な作業ですが必要だからやるしかない・・・
週末の大安日などは結婚式が6つも7つも案件が重なる日があり、そんな時は人手不足の為に私もウエディング現場へ駆け出さなければなりません。先週5月14日(土)は大安吉日でしたので大忙し。私も久しぶりにウエディング音響オペレートの仕事をしてきました。
その会場では、参加者の中にウエディングの余興時間にバンドの演奏をするために集まった20名ほどのビックバンドの姿が!
音楽のスタイルは1950年代前後のスウィングJazzっぽいスタイルで、レイチャールズの「I Can’t Stop Loving You」などの曲をビックバンドアレンジで演奏している。そうそう、丁度こんな感じのアレンジでした↓
I Can’t Stop Loving You
リハーサルで彼らを見た時はすごく感動して、バンドのリーダーらしき方に「まさか趣味でやっているチームではないですよね?」と聞いたところ、サークルなどで時々演奏しているだけと言う。それにしては信じられないくらいレベルが高く、自分がウエディングに参加した時にこんなバンドが見れたら最高だな~と。
写真に残しておりませんが、メンバーの中でも特にドラムとベースが最高で、自称音楽博士の私でさえも驚かされました。しかも二人とも女性だったんです!見た目は普通のひょろひょろOLタイプの方でしたが、ジャズドラムを快適に叩く姿は圧巻。そのギャップも度肝を抜いた要因です。
そして、演奏の後半ではどこからか天使のような女性の歌声が聞こえる。「どこだ、どこだ」とお客さんが見回す中、新郎新婦の再入場と共に新婦さんがマイクを握っているではないか!なんと粋な演出。
総勢20名ほどの楽器の演奏。ひとりひとりの技術が素晴らしく、仕事ながらに感動の余興時間を過ごしました。
事務所で書類と戦う毎日でしたから、神様が「たまには現場に出て楽しんで来い」と計らってくれたのでしょう。
ありがとう神様!
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