2023-09-12

何年経っても忘れない音楽

私が北海道に住んでいた中学生のころ、レベッカというバンドのギターリストが結成したRed Warriors(レッドウォーリアーズ)というバンドがデビューしたんです。

私の記憶が確かなら、彼らがデビューしたての1986年頃にプロモーションの一環でしょうか?旭川というしょうもない田舎でコンサートをやったんです。当時はまだレッドウォーリアーズの知名度は全然ありませんでしたから、コンサート当日のギリギリになっても大ホールがガラガラで「誰でもいいから連れてこい」ってことで、私たちのバンド仲間から通達がありました。

もちろん、料金はスルーだったのですが、あまりにも急だったので友達はあまり誘えず・・・バンド仲間と数名でコンサートへ行き、できるだけ前席の方にお客さんが集まり、彼らのお披露目がスタートしたんです。

レベッカ時代から小暮武彦(通称シャケ)さんのクリアなカッティング・ギターが好きだった私は、そこに加わっていたボーカリストのダイアモンドYukaiさんのボーカルに衝撃を受けました。

彼はコンサート中は終始、ミックジャガーさながらの悪ガキのような顔つきだったのが印象的で、中学生の自分には刺激が十分すぎるほど・・・彼らのコンサートが終わった後日、周囲のバンドでは誰もがレッドウォーリアーズのカヴァー曲をプレイする現象が起きていました。

で、何故こんなことを思い出したかというと、今日は車の運転をしながら彼らの曲を何十年ぶりかに口ずさんでいたから。

自分でもびっくりしたのですが、口ずさんでいた曲は歌詞の詳細まで8割ほど覚えていた。1980年代後半に聞いた曲を今でも口ずさめることに自分でもびっくりしたんです。

その曲は当時、どことなくビートルズを感じていた曲で、ギターの展開と情緒あるメロディーが痛々しいほど伝わる失恋ソング。

「懐かし~な」と思いながら、車の中で運転をしながら歌ってみたんです。それがこの曲↓↓↓

Red Warrious / Morning After(ダイアモンド・ユカイさん弾き語りVer.)

メロディーとギターだけで、これだけのストーリー性と説得力がある。そして何十年と経過した今でも記憶に残っている音楽のチカラってすごい。

いつの日か、この曲にオーケストラのアレンジを加えてレコーディングをしてみたい。やりたいことリストにまた新しい項目が加わりました。


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