コロナ時代のブライダルに備えて
私が運営している会社の取引先で、今年の6月にオープン予定の結婚式会場がございまして、コロナの影響をもろに受けてしまい全ての日程が延期になりました。
先日、ブライダル会場を下見へ行った際に感じた感想は、まだまだ引き渡しには遠い状況。主要な部分は完成していましたが、建設に必要な備品が中国から輸入できない状態が続き、完成がズレ込んだことも原因でした。
また、コロナの影響で新規ウエディングを検討していたお客様がクラスターを敬遠しスケジュールを延期する状態が8月まで続いており、いずれにしてもウエディング全体が本格的に稼働するのは8月以降になってしまいそうです。
国内のウエディング事業者はBIA(日本ブライダル文化振興)が発表する方針に従って営業再開のタイミングを見計らっており、政府の見通しと合わせて今後のWith Coronaに備えることになります。
結婚式を考えるお客様自身も緊急事態宣言が解除されたからと言って7月に予定を決行する方は少なく、秋以降に検討されている方、そして来年に延期をした方の大きく分けて2通りがいらっしゃいます。
もちろん、コロナの終息までは今までのブライダルのやり方で再スタートすることは不可能ですから、営業を再開してから各社がどれだけ知恵を振り絞って営業を続けていくのかがポイントになります。体力の虚弱な会社は続けられないでしょうし、今までの常識にとらわれて変化のできない会社は確実に無くなっていくでしょう。厳しい言い方ですが、私の予想では2年後2022年の6月までに生き残っているブライダル事業は現在の半分くらいになっていると思います。
私自身の会社も生き残りを賭けていますが、無くなってしまう側の半分にならないためにも、いまは頭を柔らかくしてアイディアを出し続けるしかありません。時代の変化について行けるよう、今こそ頭をフル回転させる時だと感じています。
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